dvipdfmx + teTeX-2.0.2 で文字が消える

名前: 土村
日時: 2004-11-19 19:38:45
IPアドレス: 133.11.136.*

teTeX-2.0.2 で、ある条件が揃うと dvipdfmx で大きな括弧など一部のフォントが欠落してしまうことがありました。 (Make にも書いてあったのですが、cm-super の話だと思い込んでました。) \usepackage{type1cm} とするのがよいとのことですが、 teTeX-2.99 を見ると以下のように修正されてましたので、 一応紹介しておきます。 どうしてもパッチを当てたい方は、root で # patch /usr/bin/updmap のように実行して、以下の内容を標準入力にペーストし、 その後 ctrl-D を2回押すのが簡単でしょう。 パッチを当てたら updmap を実行して完了です。 --- tetex-src-2.0.2/texk/tetex/updmap.orig 2003-02-04 14:25:31.000000000 +0900 +++ tetex-src-2.0.2/texk/tetex/updmap 2004-11-18 17:24:39.000000000 +0900 @@ -743,7 +743,8 @@ -e 's@.*%@@' | awk '$1 == $3 && $2 == "default" {$2=""; $3=""} {print}' > $tmp8 - egrep '^(cm|eu|la|lc|line|msam|xy)' $tmp8 | sed 's@$@ -r@' + egrep '^(cm|eu|la|lc|line|msam|xy)' $tmp8 \ + | sed 's@$@ -r@; s@\(fmex[789]\) -r$@\1@' egrep -v '^(cm|eu|la|lc|line|msam|xy)' $tmp8 } Vine3.0/3.1 で再現するソースです。 \documentclass{article} \usepackage{amsmath} \usepackage{type1cm} % これをコメントにすると dvipdfmx で文字が消える \newcommand{\same}{$\bigl\{x_n \bigm| |x_n| \le y \bigr\}$ \newline} \begin{document} \noindent \tiny \same \footnotesize \same \small \same \normalsize \same \large \same \Large \same \LARGE \same \huge \same \Huge \same \end{document}

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