名前: Hirata 日時: 2004-09-25 04:25:04 IPアドレス: 61.25.158.*
>>31705 もう少し詳しく書くと、 unmr-a が DVI ファイルで使用されている場合、dvipdfmx はまず unmr-a.tfm を読み込みます。 次に unmr-a に対応したフォントが .map ファイルにあるか調べます。unmr-a のエントリが .map にあればその情報に基づき PDF 出力に利用可能なフォントを準備します。 もしなければ unmr-a.vf を探します。unmr-a.vf があれば unmr-a は仮想フォント unmr-a.vf に置き換わり、これがなければ unmr-a という名前の PDF 出力に利用可能なフォントを探します。 後者の場合は unmr-a none unmr-a または unmr-a default unmr-a という記述が .map ファイルにあるのと同じことです (none, default と最後の unmr-a は 省略可)。 unmr-a.vf が存在する場合は DVI ファイル中の文字描画コマンドは unmr-a.vf に記述してある もの (これ自身が小さな DVI コマンドの並びで、サブルーチンのようなものです) が実行されます。 通常はこの中でさらにフォント選択 (この場合は unmr) が起こるので同じ手続きを行ないます。 unmr がさらに他の .vf に置き換わる場合もありますが、Dvipdfmx では 16 まで可能です。
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