名前: しっぽ愛好家 日時: 2004-08-23 11:49:51 IPアドレス: 210.234.44.*
>>31054 >実際の脚注が自動的に同一ページ内にタイプセットしてくれる機構 \footnotemark と \footnotetext に分離せず, 通常の \footnote を(insert を使用できる箇所で)用いている場合, 概ね脚注記号と脚注テキストは同一ページに現れます. %%% 脚注テキストが複数ページ分割されてしまった場合を除きます. そもそも,脚注記号と脚注テキストが同一ページに現れることを 概ね保証するためには脚注記号と脚注テキストを同一箇所で記述する 必要があります(“相互参照”の機構を併用して見かけ上は 別の箇所に記述できるようにする手はないこともありませんが, “脚注テキストを配置するための処理”自身は脚注記号と同じところで 行うことになります). %%% “脚注テキストを脚注記号を用いた位置に関連付けなければならない” %%% のですから,上記のようなことになるのは自然なことでしょう. 一応,次のようなことはできます(“相互参照を併用”した処理です). \documentclass{jarticle} \makeatletter %%% \FOOTNOTE[番号]{ラベル} %%% \FOOTNOTETEXT{ラベル}{脚注テキスト} %%% \FOOTNOTETEXT{<label>}{<text>} で与えた <text> を %%% \FOOTNOTE{<label>} で使用. \def\FOOTNOTE{\@ifnextchar[\@xFOOTNOTE\@yFOOTNOTE} \def\@xFOOTNOTE[#1]{% \begingroup \c@footnote#1\relax \unrestored@protected@xdef\@thefnmark{\thefootnote}% \endgroup \@footnotemark \@FOOTNOTE} \def\@yFOOTNOTE{% \stepcounter{footnote}% \protected@xdef\@thefnmark{\thefootnote}% \@footnotemark \@FOOTNOTE} \def\@FOOTNOTE#1{\@footnotetext{\ref{@fn:#1}}} \long\def\FOOTNOTETEXT#1#2{% \begingroup \def\@currentlabel{\protect\@nameuse{@@fn:#1}}% \label{@fn:#1}% \def\@tempa{#2}\@onelevel@sanitize\@tempa \protected@write\@auxout{}{\string\global\string\@namedef{@@fn:#1}{\@tempa}}% \endgroup \ignorespaces} \makeatother \begin{document} ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと\FOOTNOTE{note1}% ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと\FOOTNOTE{note2}% ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと \FOOTNOTETEXT{note1}{脚注その1.\label{footnote:note1}}% \FOOTNOTETEXT{note2}{脚注その2. 脚注\ref{footnote:note1}参照.} \FOOTNOTETEXT{note3}{脚注その3.} ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと\FOOTNOTE{note3}% ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと\FOOTNOTE{note4}% ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと ぱたぱたおよよあれれとほほおっとっと \FOOTNOTETEXT{note4}{脚注その4.} \end{document}
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