名前: しっぽ愛好家 日時: 2004-08-19 18:14:40 IPアドレス: 210.234.44.*
>>31002 %%% \section 等のオプション引数を用いれば済む場合には %%% 話は簡単ですが,一般には “見出し部分の書体”の指定に \boldmath を追加するとよいでしょう. jsarticle.cls/jsbook.cls 使用時には,次のように \headfont を 再定義すれば済みます. \documentclass{jsbook} \usepackage{txfonts} \usepackage{bm} \def\headfont{\sffamily\boldmath}%%% オリジナルの定義に \boldmath を追加 \begin{document} \tableofcontents \section{$n$次元ベクトル} セクション見出しのイタリック欧文部分を太字にしたい. \end{document} %%% 一般には,\@makechapterhead/\@makeschapterhead の定義中の %%% 書体指定,\section 等の定義中の \@startsection の第 6 引数, %%% といったものに手を加えることになります. [余談] (1) 上記の方法を用いれば,見出し部分・柱・目次の各々(に含まれる 数式部分)に用いる書体を独立に変更することもできます. もちろん,柱の書体に関しては \ps@... の定義に手を加え, 目次の書体に関しては \l@... あるいは \@dottedtocline の定義に 手を加えるわけです. (2) 今回は,\headfont の定義に単に \boldmath を追加しましたが, \sffamily にあわせるのなら“数式全体にサンセリフ体を適用する 数式バージョン”を導入し,その数式バージョンを使用するように するのもよいでしょう.
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