Re: hat記号について

名前: しっぽ愛好家
日時: 2004-08-13 14:12:20
IPアドレス: 210.234.44.*

>>30893
＞\hatを2つ使うと高さが高くなるので、^と^の間を狭くできるのかな？
そういうことでしたら，真にやむを得ない（e.g. 仕事上の問題で
クライアントがごねているといった）場合には，然るべき字形の
（数式用アクセント記号，ここでは 2 重ハットとして使える）文字を
もったフォントを探してくるなり自作するなりして用いることになるでしょう．

また，次のようにごまかすこともできます．
\documentclass{jarticle}
\makeatletter
\def\squashedhat#1{{%
   \mathchoice
      {\@squashedhat\displaystyle{.5}{#1}}%
      {\@squashedhat\textstyle{.5}{#1}}%
      {\@squashedhat\scriptstyle{.5}{#1}}%
      {\@squashedhat\scriptscriptstyle{.65}{#1}}}}
\def\@squashedhat#1#2#3{%
   {\setbox\z@\hbox{\m@th$#1\mathaccent"5E{#3}$}% \mathaccent"5E = \hat
    \setbox\tw@\hbox{\m@th$#1#3$}%
    \dimen@\ht\z@    \advance\dimen@-\ht\tw@
    \dimen@#2\dimen@ \advance\dimen@\ht\tw@
    \ht\z@\dimen@
    \box\z@}}
\makeatother
\begin{document}
$\skew6\hat{\hat{f}}$\quad
$\skew6\hat{\squashedhat{f}}
 _{\skew6\hat{\squashedhat{f}}
 _{\skew5\hat{\squashedhat{f}}}}$

\verb/\skew/の意味・用法は，次の例から見当がつくことでしょう．

$\hat{\hat{f}}$, $\skew4\hat{\hat{f}}$,
$\skew6\hat{\hat{f}}$, $\skew8\hat{\hat{f}}$
\end{document}

%%% ただ，このようなことは“書き手”がこだわるようなことではありません．

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