名前: Hirata 日時: 2004-08-07 18:50:42 IPアドレス: 61.25.158.*
>>29811 > 現状では差しあたり不便ではありますが、そもそも個人的な事情によるものですし、 > 妙な暫定仕様のようなものを持ち込んでいただくより、じっくり対応していただける方が > むしろありがたいと思っています。 このことに関してですが、逃げ道を作ってみました。 H などを指定していたエンコーディングの部分に unicode を指定できるようにしました。 これまで JIS -> CID (Adobe-Japan1) -> Unicode という変換処理を dvipdfmx が内部で 行なっていたのですが、unicode を指定する場合は JIS -> Unicode の変換を virtual font で行なうことになります。変換が一段減るので文字化けの心配が少なくなるのと、virtual font を 修正すればフォント毎に細かい対処ができるという利点があります。U+10000 以上のところも使えま す。(TFM が 4 バイトの文字コードを扱えないので意味がありませんが...) 基本的には ommincho Identity-H mincho/UCS としていたのと同じことですが、 ommincho unicode mincho という理解しやすい形になります。今のところ対応しているのは TrueType と Type 1 (CIDFont に 自動的に変換される) フォントのみで、完全ではありません。縦組にはまだ使えません。また、必ずフォン トを埋め込む必要があります。和文に限ったことではないので Omega や CJK-LaTeX で使うときにも便 利かもしれません。
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