名前: ume 日時: 2004-08-01 11:00:05 IPアドレス: 219.105.16.*
>>30575 今は昔,活字で組んでいた時は,木枠に版型に合うように四辺に鉛の棒 (インテル)をいれて,その中に活字を並べていましたので, 版面(ハンズラ)からはみ出すことは,インテルの一部をその活字の大きさにあわせて 削るか,別のインテルをいれることになって,大変な作業になりました. ですから,句読点のぶらさげも,やむおえない場合にかぎられてきたの だと思います.このような理由から,かぎ括弧が版面から飛び出た組版をする 書籍はかつては無かったと思います.ぶらさげ句読点もおもにひらがなが 続くところに,字間にトタンをいれて字送りを調整しました.ぶら下げがきらい だったので,校正刷りの段階で,ひらがなの部分にアキを指定したものです.
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