名前: しっぽ愛好家 日時: 2004-07-23 23:05:26 IPアドレス: 211.4.121.*
>>30442 “直前に存在する文字”をマクロレベルの処理で取得することは 事実上不可能なので,フォントメトリックの側で処理することになるでしょう. ハイフンの字形(今の場合は位置)を状況に応じて取り換えたい場合には, 適当な合字を考えればうまく処理できるかもしれません. %%% もちろん,“\textstring{D-D} のような記述を行ったときに \textstring の %%% 引数中のハイフンに細工をするようなマクロ \textstring”を定義したり, %%% あらゆる文字をひたすらアクティブにしておいて“今処理した文字”に %%% 関する情報を残しておく,などという手は考えられなくはありませんが… %%% 実用的ではありませんね. >それともこのような処理は必要ないのでしょうか。 そういう認識で問題ないでしょう. とりあえず,手持ちの洋書を数冊眺めた限りでは,ハイフンの前後の 文字によってハイフンの位置を変えるような処理をしている箇所は 見当たりません. また,ペアカーニングの程度を超えるようなアキをハイフンの前後に 意図的に入れていると思われる箇所も,やはり見当たりません. %% とは言っても今通読したわけではありませんので, %%% サンプル数はおのずと限られますが. [余談] いろいろと執筆活動を進めていらっしゃるようですが(…期待しております…), 数式の扱いに関しては既存のハンドブック等(特に,日本人が書いたもの)に おける記述を不用意に信用しないようにご注意ください. %%% 一番いいのは,自分の目でまともな数式組版の実例を調べることです.
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