名前: misc 日時: 2004-06-11 01:12:32 IPアドレス: 219.108.35.*
>>29597 # 自己弁護(あるいはただの蛇足)ですが… 個々のユーザがどのような体裁を望もうと,それは“個人の自由”には 違いありません.しかし,“望ましい体裁”に関する見識(あるいは理念)なしに 好き勝手なことをしても,それはただのわがままにしかならないのではありませんか? もちろん,私自身,自著の原稿の“推敲用”といった用途に, 読みやすさを無視して紙数を減らすためだけの体裁で出力することもあります. そのような体裁であっても自力で設定できることもまた,望ましいことには 違いありません. # また,“仕事”で組版を行う場合には,“変な”指定であろうとクライアントが # ごねればそれまでで,(腹の中ではあきれつつも)指定どおりに処理せざるを # 得ません. しかし,今回の一連の話は(今例示したような)“常識をふまえた上で あえてそれと異なることをする”という類の話とは(私には)とても 思えませんでした. 単に“どうあるべきかをふまえず,単に願望だけで話をしている”と 感じたので,必要最小限の説明を行ったにすぎません. # “教育的意図”がなかったか,と問われると,多少はあったと # 申し上げなければなりませんが,このような場で“教育的意図”を # もって話をすることは不適切でしょうか? # もちろん,実際には私よりも長い実務経験が“かえで”氏にある,といった # 理由により,私が今回教育的意図をもって話をしたこと自体は不適当である, # という可能性はあるでしょうけれども. 繰り返しますが, どういう体裁を望もうと,それは“個々のユーザの勝手” です.しかし, どういう体裁が望ましいか,についてわきまえた上で 自らの文書の体裁を決定 してください. # そもそも,“執筆者”と“組版担当者”は分業すべきで, # “執筆者”自身は文書の体裁に関与すべきではないのです. # あと,LaTeX 文書のカスタマイズに関する必要最小限の勉強(少なくとも, # その類の内容を扱った解説書 1 冊以上を通読)は行って欲しいものです.
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