Re: Emacs 21 + X-Symbolで、euc-jp で保存できない

名前: 安宅
日時: 2004-06-08 14:31:16
IPアドレス: 130.54.107.*

>>29526 補足説明: C-x C-s (save-buffer) は組み込み関数 write-region を呼び出します。 関発版 (CVS 版) Emacs の write-region のソースには、 次のようなコメントがあります。 /* Decide the coding-system to encode the data with. We used to make this choice before calling build_annotations, but that leads to problems when a write-annotate-function takes care of unsavable chars (as was the case with X-Symbol). */ しかし、Emacs-21.3 の write-region のソースには 上のようなコメントはありません。 CVS 版の ChangeLog を見ると、この変更は 2001-11-19 に行われたらしい という事が分かります。これは Emacs-21.3 のリリース前の変更です。 しかし、Emacs-21.3 の ChangeLog には、その変更分が書かれていません。 どうやら、この X-Symbol 対策用のコードは Emacs-21.3 リリース以前に 書かれたにもかかわらず、21.3 リリースには含まれなかったようです。 私は、関発版 Emacs を使っていたので 21.3 にこのコードが含まれなかった事に気付いていませんでした。 今回は、x-symbol-auto-conversion-method の値を slowest にしましたが help を見ると slower methods are used and C-x v i or C-x v v will fail to decode the buffer contents. と、バージョン管理をした時に失敗するだろうと書いてあります。 バージョン管理をしないのなら問題ありませんが、 もしするのであれば、開発版 Emacs の使用も考えるとよいでしょう。

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