名前: 小林 日時: 2004-06-02 12:41:50 IPアドレス: 219.29.30.*
29399: 2004-06-01 Re: ps -> pdf ファイルへ変換で全角文字が全て太字になる の所で書いたように、表記の困難がありましたが、一応回避方法が分かりました。 今までの困難もまとめて書いておきます。 1. 今まで乙部厳己氏らの本に添付されていたpLatex2eを使ってきましたが、 これと gs7.07 + GSview4.5 または Ghostscript 8.14 + GSview 4.6を使って dvi->ps->pdfへ変換すると、psファイルへの変換は正常でしたが、pdf ファイルを Adobe Readerで見ると、「無効なフォント「MS-Mincho-H」が文書から削除されました」 のエラーメッセイジが出、日本語は全て太字になってしまう困難がありました。 それでdvipdfm を使って dvi->pdf への変換を試みましたが、まともに走りませんでした。 2. 次に奥村晴彦先生の次のページ http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/install-win32.html のページを見ながら、pLatex、Ghostscript 7.07 および gsv45w32.exe をインストールしました。 今まで使っていたtexファイルをこのpLatexでdviファイルを作ると、 日本語は勿論epsファイルも正常に見えました。このdviファイルをコマンドプロンプトで dvipdfm ファイル名 とすると、pdfファイルの日本語は正常に表示されますがepsフィルは全く表示されません。 TeX Q & A を検索してトニイさんの 28994: Subject: 「Re: dvipdfmでeps画像が表示されない」 を見て次のことが分かりました。 今まで使っていた次の文 \epsfile{file=ファイル名,scale=0.65}\\ を消して、次の文 \usepackage[dvipdfm]{graphicx} \includegraphics[width=5cm,clip]{ファイル名.eps} へ変更すると、コマンド dvipdfm ファイル名 は正常に走り、得られたpdfファイルはepsフィルも正常に表示される。 3. 乙部厳己氏らのpLatex で上記2のtexファイルをコンパイルするとdviファイルの 日本語は正常ですが epsファイルは表示されず空白になりました。 また、dvi->ps->pdfの変換を行うと、psファイルおよびpdfファイルの日本語は 記号だらけになり読めません。 (乙部厳己氏らのpLatexはGhostscript 7.07 および gsv45w32.exe とは相性が悪いように 見えます) 4. 結論として2の方法で、日本語もepsファイルも正常のpdfファイルが得られたので ほっとしました。 トニイさんがTexのソースファイルの具体例を書いて下さっていたことが解決の糸口になりました。 奥村晴彦先生、角籐さん、トニイさん等、多数の方々の情報に感謝します。
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