名前: トノ 日時: 2004-05-10 17:06:14 IPアドレス: 220.219.73.*
>>28816 確かに縦罫線のいくつかが三重になっています。 表の1行目を少し整形して見てみましょう。 & % 第1カラム \multicolumn{1}{||c}{} & % 第2カラム \multicolumn{1}{c|}{} & % 第3カラム \multicolumn{4}{c|}{$l$} & \raisebox{-1.8ex}[0pt][0pt]{$\left(\displaystyle\frac{E}{P}\right)_k$} \\ 第1カラムは中身がありませんが、中身がなくても tabular 環境の引数で指定した カラム指定は適用されます。そして、カラム指定で縦罫線を表す「|」は、 原則的にその直前(左側)のカラムの一部と解釈されます(引数先頭の「|」は、 例外的に第1カラムに属すると解釈されます)。従って、第1カラムの後ろには、 縦罫線が既に2本あることになります。 次に第2カラムの \multicolumn の第2引数を見ると、左側に「||」とあります。 これにより、さらに2本の縦罫線が追加されることになります。結局、第1カラムと 第2カラムの間には都合4本の縦罫線が挿入されているはずです。 三重線に見えるのは、おそらく2本目と3本目が重なって出力されているからで しょう。 ※ これについてはどうやって確かめたらいいか思いつきませんでした。 通常、先頭カラム以外での \multicolumn の第2引数では、「|」は右側にしか 置かないと考えておかれた方がいいでしょう。 ※ アプリケーションによって自動的にそのように変換されたのなら、 そのアプリケーションの不具合と言っていいのではないでしょうか。 ※ 第3カラム以降では左側に「|」がないのに第2カラムだけ 間違っているのがちょいと面白いですね。
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