Re: 分数を伴う入力

名前: misc
日時: 2004-03-31 19:15:29
IPアドレス: 210.230.18.*

>>27758 \begin{equation} \frac{\partial{r^{*}} % ここに } が必要 {\partial{\beta}} = - \frac{1}{\beta} \frac{1 + r^{*}} {1 - \rho + \frac{\eta \rho}{r^{*}} (\frac{e^{2}}{e^{1}})} < 0. % \end{equation}% ←これが要る理由は,どんな入門書にも書いてあります. なお,提示された記述を(必要最小限の記述を補って)処理した場合, Runaway argument? {\partial {r^{*}} {\partial {\beta }} = - \frac {1}{\beta } \frac {1 \ETC. ! Paragraph ended before \frac was complete. というエラーメッセージが現れますが,これは \frac が完了する前(…\frac の引数の読み取りが完了する前,ということです…) に段落が終了した といっているわけです.段落が終了しても \frac が終わらないということは, \frac の引数の終わりを表す閉じ括弧が欠落している,といったミスがある ということを表しています. 括弧の対応がおかしい場合には,今の ! Pragraph ended before ... was complete. の他にも, ! Missing { inserted. ! Extra }, or forgotten \right. % ↑これはむしろ \left,\right の対応がおかしい場合 の類のエラーメッセージが現れるか,処理終了時に (\end occurred inside a group at level 1) のようなメッセージが現れます. # これらのメッセージの意味は“文字通り”なのですが, # 日本語で読みたい場合には“LaTeX エラーマニュアル”あたりを # 参照するとよいでしょう. あと, 数式の記述は,なるべく読みやすいように行う ように心がけましょう. # 括弧あるいは \left,\right の対応の不整合は,読みやすい # ソースファイルを作成するだけでも起こりにくくなるものです. さらに,(必要があればエディタの“TeX 文書用モード”の類を利用して) 原則として開き括弧 { と閉じ括弧 } を同時に入力し, その後で括弧の中身を記述する といった工夫をするのもよいでしょう.

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