Re: 本文中に挿入される脚注番号の禁則処理について

名前: misc
日時: 2004-03-23 00:50:19
IPアドレス: 210.230.18.*

>>27484 閉じカギカッコ(』)の直後に \inhibitglue (あるいは \inhibitglue\kern0pt)を置くか, 次の例のように“脚注番号部分の出力処理”\@footnotemark を再定義します (cf. latex.ltx). \documentclass{jarticle} \makeatletter \def\@footnotemark{% \ifvmode \leavevmode \else \unskip \fi% ←ここを変更 \edef\@x@sf{\the\spacefactor}\nobreak \@makefnmark% 脚注番号そのものの作成処理 \ifhmode\spacefactor\@x@sf\fi \relax} \makeatother \begin{document} 本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文『Abcde Fghijk』 \footnote{脚注文字列}本文本文本文本文本文本文。 \end{document} # ただし,脚注記号の直後の行分割に関しては何も調整していません. # (脚注記号の直後で行分割を行ってよいか否かは状況により異なるので.) # 必要があれば,\footnote{...} の直後に \allowbreak の類を置きます. # (これは,上記の再定義を施さない場合についても同じです.) # なお,\thefootnote は“脚注番号の形式”で,LaTeX のカウンタの取り扱いの # 一般論として \the<カウンタ名> は単にカウンタの値を文字列表記したものに # なるように定義します. # 一方,\postbreakpenalty の類を変更するのは,脚注記号と隣り合わない # 箇所にも影響するので,不適切です.

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