名前: しっぽ愛好家 日時: 2003-11-28 13:30:46 IPアドレス: 211.4.121.*
>>23896 状況が判然としないのですが… 例えば，thebibliography 環境の記述が次の例のようになっていると， (p)LaTeX のオリジナルの \cite と例示してある \cite のどちらを 用いたとしても，\cite[2000]{Sato} に対する出力は （相互参照に関する情報を確定させた後には） ``[Sato et al., 2000]'' になります． %%% 実際，例示してある \cite の処理は，LaTeX2e でのオリジナルの \cite の %%% 処理と大差ありません（何かのパッケージの影響を回避したのかも %%% しれませんが…そのあたりの事情は私には知る由もありません）． \documentclass{article} \begin{document} See \cite[2000]{Sato}. \begin{thebibliography}{Sato et al.} \bibitem[Sato et al.]{Sato} Sato et~al., ``Some Book'', Some Publisher, (2000). \end{thebibliography} \end{document} thebibliography 環境の記述（\bibitem のオプション引数）が 上記の例のようになっている（i.e. 著者名を \bibitem のオプション引数で 指定してある）と仮定すると，例えば，次のように定義した \altcite を （\cite と同様に）用いれば（上記の例の場合） \altcite[2000]{Sato} という 記述が ``Sato et al. [2000]'' という出力を与えるようになります． \DeclareRobustCommand*\altcite{% \@ifnextchar[{\@tempswatrue\@altcite}{\@tempswafalse\@altcite}} \def\@altcite[#1]#2{% \let\@saved@cite\@cite \let\@cite\@alt@cite \@citex[{#1}]{#2}% \let\@cite\@saved@cite} \def\@alt@cite#1#2{#1\if@tempswa ~[#2]\fi} %%% 必要があれば，\makeatletter，\makeatother を補ってください． 上記の記述はひとつの例ですが， \cite または \bibitem の引数，あるいは thebibliography 環境の体裁に 他の形式を想定していらっしゃるのでしたら， ここでは，少なくとも， ``\cite および \bibitem の引数（オプション引数を含む）に何を与えたとき'' に ``どういう参照結果を得たいのか'' を明確にする必要があります．
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