名前: Hirata 日時: 2003-11-25 21:51:07 IPアドレス: 61.25.158.*
dvipdfmx のフォントやエンコーディングに関する部分のかなりの部分を新しく書き直しました。 snapshot のところにはまだありませんが、CVS Repository のほうは更新されています。 Article thread のバグのところなども直っています。御協力ありがとうございました。 日本語に関連する部分で機能追加は特にないのですが、Identity-H, -V がちゃんと使えるように なりました。PostScript アウトラインの OpenType フォントでは特に何もしなくてもこれらの CMap が使えますが、TrueType の場合は Ghostscript などでもやっているように Character Collection の指定が必要になります。例えば Adobe-Japan1-2 の CID フォントとして使う場合 は min-aj12 Identity-H mincho/AJ12 のような指定になります (:0: をつける必要はもうありません)。 また 1 バイトフォント用に Unicode 関連の基礎的なサポートを追加しました。 最近の Windows などに入っている Palatino Linotype などの TrueType フォントが Unicode (BMP のみ) でコード化されている文字に限るという制限はありますが利用可能です。 Adobe のサイトから入手できる glyphlist.txt というファイル (グリフ名と Unicode の対応表 です) が必要になります。これを kpsewhich --progname=dvipdfm --show-path="other text files" で示される場所に置いて下さい。 TrueType の場合は ToUnicode CMap の自動生成ができるようになっていますので、ギリシャ文字 などでの検索も問題なくできるようになっているのではないかと思います。 Omega に関連した非互換な変更が一つだけあります。 README と cid-x.map を参照して下さい。
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