Fedora Core 1, yarrow の p(La)TeX 環境

名前: Lykeion
日時: 2003-11-08 08:24:31
IPアドレス: 219.180.16.*

Red Hat の個人向けディストリビューション後継とでもいうのでしょうか、 Fedora Core 1, yarrow が11月5日付で出ていましたので、ちょっと試してみ ました。 kernel は Linux 2.4.22、XFree86 v.4.3.0 こんな点はさておいて、 (La)TeX (Web2C 7.4.5) 3.14159、kpathsea version 3.4.5 p(La)Tex: Version 3.14159-p3.1.2 (euc) (Web2C 7.4.5) 表示系はこれまで通り xdvi と pxdvi の2系統で、pxdvi は version 22.40v j1.17 となっています。 また、dvips と pdvips の使い分けも以前(RedHat)と同じで、pdvips は 5.92b となっています。 さて、p(La)TeX を使う上でいささか困ったことがあります。それはまず、日 本語環境が ja_JP.UTF-8 で統一されている点です。ターミナルは言うに及ば ず emacs(21.3) までもです。 emacs 上で簡単な日本語の tex ファイルを作成しても "Select Input Method" で euc-jp-unix なりを選択して保存しなければなりません。さらに、 terminal で platex と打っても、エラー表示は文字化けします。 pxdvi ですが、/usr/share/texmf/xdvi には vfontmap がありません。また、 VFlib の vfontcap の min: および goth: の参照フォント記載が不備で、表 示すると日本語はトーフになります。 と、まあ、これ以上書いても仕方無いような気がしますが、現状では、 ja_JP.UTF-8 という日本語環境に基づく問題がいろいろありそうです。時の流 れとは言え。 まあ、私は Red Hat 8 のままでしばらく Linux 生活、というところです。

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