Re: Plamo Linux 3.3 でのxdvikのインストール

名前: 大友
日時: 2003-10-13 00:54:55
IPアドレス: 211.1.191.*

>>22694 通りすがりさん,奥村先生,角藤先生,ありがとうございました!おかげさまでmakeが 通り,インストールおよび表示に成功しました! 以下、Plamo Linux 3.3でのxdviインストールに際して行った作業をまとめます. -- まず,展開を行い、出てきたフォルダの中に移動します. $ tar zxvf xdvik-22.40y.tar.gz $ cd xdvik-22.40y zcatコマンドでgz圧縮されたものを解凍し、そのままpatchコマンドに受け渡し, パッチを当てます. $ zcat xdvik-22.40y1-j1.18.patch.gz | patch -p1 freetype2のヘッダがある場所をlocate ft2build.hなどで調べ、CFLAGS=-I以下で 指定し、freetypeのライブラリがある場所をlocate libfreetype.soなどとして 調べてLDFLAGS=-L以下で指定します.以上のように、envで環境変数CFLAGSとLDFLAGSを一時的に指定した 上でconfigureスクリプトを実行し、自分の環境にあったMakefileを生成させます. なお,configureのオプションでは--with-vflib=vf2ft と指定し、 FreeType 対応にしています。 $ env CFLAGS=-I/usr/X11R6/include/freetype2 LDFLAGS=-L/usr/X11R6/lib ./configure --prefix=/usr/local/teTeX --disable-multiplatform --with-vflib=vf2ft xdviのソースコードをコンパイルし、コンピュータが直接実行可能な機械語(バイナリ) にしてあげます. $ make あとはroot権限でインストールします.次の cd をすれば texmf.cnf が上書きされない のだそうです. # cd texk/xdvik # make install あとは,/usr/local/teTeX/share/texmf/xdvi/vfontmapでTFM名とTrueTypeフォントを 対応づけてあげます.jsarticleを用いる場合はたとえばつぎのように書きます. (jisには明朝体を,jisgにはゴシック体を指定しておきます.-vのつくやつは 縦書きのtfm名です.) jis /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/kochi-mincho.ttf jisg /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/kochi-gothic.ttf jis-v /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/kochi-mincho.ttf jisg-v /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/kochi-gothic.ttf 以上で、日本語表示可能なxdviの出来上がりです. 以上のmake方法の解釈に何か誤解がありましたらご指摘下さい.

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