名前: トノ 日時: 2003-10-04 18:07:43 IPアドレス: 210.131.101.*
>>22377 田中さんの解決策は、too much ではないでしょうか。 \protect が役に立っているのではなく、ポイントは、ブレースで囲むというところです。 田中さんのソースをもとに、再現可能な最小限のソースを考えると、 次のようになります。 \documentclass{jarticle} \begin{document} \twocolumn[% \footnotemark[2]% ] \end{document} ここで、内容を変えずに、改行位置だけを変えてみると、 \documentclass{jarticle} \begin{document} \twocolumn[% \footnotemark[2 ]% ] \end{document} のようになります。 \twocolumn のオプション引数の内容が \footnotemark[2 として認識されてしまうのがおわかりでしょうか。 ※ LaTeX では、オプション引数の終わりを探すときに、ブラケットの 対応を計算しながら探してくれるわけではありません。単に次に出てくる “]”という記号を探しているだけです。 この辺りは、ブレースで囲まれる必須引数とは異なります。 ※ 必須引数の場合は、次の右ブレースで終わるのではなく、 対応する右ブレースまでが引数と認識されます。 これは、LaTeX というよりは、TeX 本体の仕事です。 これを避けるためには、\footnotemark[2] の右ブラケットを、 ブレースで「隠し」てしまうというのが常道です。ただし、 右ブラケットだけをブレースで囲むと、今度は \footnotemark の 引数を探すときにも隠れてしまうので、\footnotemark[2] 全体を ブレースで囲むか、あるいは、\twocolumn のオプション引数全体 (ブラケットの内側)をブレースで囲みます。 \documentclass{jarticle} \begin{document} \twocolumn[% {\footnotemark[2]}% ] \end{document}
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