Re: 表の斜線

名前: 大熊一弘
日時: 2003-09-02 13:58:11
IPアドレス: 202.248.70.*

>>21376 しっぽ愛好家 さんのご発言で解決済みですが, 私の場合 を述べさせていただきます。 初等数学の分野でも斜線が入った表は登場します。 拙作の 初等数学マクロパッケージ emath では,tabular, array 環境の機能を拡張する目的で emathT.sty を開発しています。 この際ですから,それを emath とは独立のスタイルファイル hyou.sty としてみました。 下のリスト sample.tex タイプセットした結果を PDF にした sample.pdf hyou.sty その下請け emathT.sty emathC.sty をまとめた書庫ファイルを http://homepage3.nifty.com/emath/sty/hyou15.lzh に置きました。 % --- sample.tex ---------------- \documentclass{jarticle} \usepackage{hyou} \begin{document} \textsf{tabular}環境において,カラムに斜線を引くための \textsf{hyou.sty}の使用例です。 \begin{center} \begin{Hyou}{|l|l|l|} \hline \sya(w=Longuet)[r] &位相速度 & 振幅値 \\ \hline Longuet &$F_{max}=1.294$ & $\epsilon=0.790$ \\ \hline Tanaka & $F_{max}=1.29092$& \sya(w={$\epsilon=0.790$})[r] \\ \hline \end{Hyou} \end{center} \textsf{tabular}を\textsf{Hyou}に変え, 斜線を引くカラムに \begin{quote} \begin{verbatim} \sya(w=...)[r] \end{verbatim} \end{quote} と記述します。ここで,\verb+(w=...)+の右辺値は, 当該列の最大幅を持つ文字列です。 また,オプション\verb+[r]+は,斜線の方向を指定します。 斜線の左下・右上に文字列を配置する例です: \begin{center} \begin{Hyou}{|*1{L{5zw}}|l|l|} \hline \sya[r]<\Hyoumidasi{氏名}{項目}> &位相速度 & 振幅値 \\ \hline Longuet &$F_{max}=1.294$ & $\epsilon=0.790$ \\ \hline Tanaka & $F_{max}=1.29092$& \sya(w={$\epsilon=0.790$})[r] \\ \hline \end{Hyou} \end{center} \end{document} % ------------------- # emath をお使いの方へ # hyou.sty は,emathT.sty を emath とは独立の形に仕立てたものです。 # emath と hyou.sty の併用は想定していません。 # (エラーが出るでしょう。) # emath をお使いの場合は,上記リストの # \usepackage{hyou} # を # \usepackage{emathT} # としてください。ただし emathT.sty は # http://homepage3.nifty.com/emath/test/T15sty.lzh # を前提とします。

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