WinShell2.0とLAN...ある昼下がり

名前: shintok
日時: 2003-08-10 16:18:27
IPアドレス: 210.160.121.*

「ここのところ手伝ってね, ねっ, お願い!」というなり彼女の姿は消えた。(ええ, またか!) 後に残されたのは, 彼女のパソコンとWinShell2.0で開かれた書きかけのソースと... (いつも表作りのところになると, こうなんだから) しばらく彼女のパソコンに向かっていたが, はかどらない。WinShellには我慢できても, 日本語入力の設定が... (そうだ, どうせLANでつながっているのだから, 無理に彼女のパソコンを使う必要はないんだ) そこで, 私は WinShell はそのままにして, 自分のパソコンに戻ると, LANでそのファイルを 呼び出した。さすがに, 使い慣れたエディタに使い慣れたIMEだとはかどる。 保存して, 彼女のパソコンに戻り, WinShell でpLaTeX をかけ, dviout でプレビュー, これでいいだろう。 「やっといたよ」 「ありがと!」 しばらくすると, 彼女のパソコンから軽快なキータッチ音が聞こえ始め, 私もいつしか自分の 仕事に没頭していた。 ふと気づくと, 蒼ざめた彼女が傍らに立っていた。 「ごめんなさい。私, 何かいけないことをしたらしいの」 プレビュー画面を見ると, せっかくの表が消えていたのだ。 WinShell2.0 では, ファイルウィンドウで開いているファイルを外部エディタで変更して も, ウィンドウ上ではもちろん変更は反映されないし, それどころか警告すらでません。 ただコンパイルは, ウィンドウとは関係なく, 保存されているファイルに対して行われるで, 変更が反映されます。彼女がそれを見て,ウィンドウ上のファイルが変更済みだと思って, 実際は変更前のファイルが開いているウィンドウで入力を続け, 私の変更したファイルに 上書き保存したのが原因でした。 WinShell2.0 で内部エディタと外部エディタをちゃんぽんに使うときには(そんな人はい ない?), 外部エディタで変更したときには, 必ずいったんファイルウィンドウを閉じて, 再 びそのファイルを呼び出すようにして下さい。WinShell2.2.1では, 外部エディタで変更さ れたときには, 必ず警告が出るので安心です(それが煩わしい?)。ただWindows95の最初期の もの(いわゆる95無印, 彼女の使っていたパソコンがまさしくそうでした)では, その警告が 出るべきところで, 例の「このプログラムは不正な処理を云々」のメッセージが出て, WinShell2.2.1が異常終了してしまいます。

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