名前: cat's eye 日時: 2003-07-26 22:41:36 IPアドレス: 219.3.198.*
我的CJK 軟體自由協會のMLで、李果正さんが『我的CJK』という文書を書きました、というメール を出してました。「CJK」というのは、 The CJK package for LaTeX のことです。台湾 方面では、主にこのCJKパッケージを利用して中国語を使ってるようです。 『我的CJK』 (PDF) を見てみると、LaTeX全般のていねいなスタートアップガイドという感じですが、 pfaeditを使って外字フォントを作る、なんてワザも紹介されてます。中国語フォントの 入ってない環境では読めない、というので、 中国語フォント埋め込み版PDF も公開され てます。 フォント埋め込みといえば、 dvipdfmx は便利ですね。角藤先生の TeX for Win32 で配 布されている「pLaTeX 用 GT フォントパッケージ」と、奥村先生の OTFパッケージ の ページにあるotf.tar.bz2をもらって来て、GTフォントと文鼎PLフォントを埋め込んだ PDFをちょっと作ってみました。 『pLaTeX2εといろんな漢字』(PDF 45K) です。 TrueTypeが埋め込めるようになってPDFも利用価値が上がりましたが、いいことばかりで もないようです。フォントベンダーがTrueTypeフォントのPDF埋め込みを制限するような 使用許諾を使いはじめてます。文鼎科技を応援したいから、Arphicの日本語フォントで も買おうかな、と思ったんですが、日本総代理店のシーアンドジイは (3)PDF ファイルに埋め込んで配布することができます。 但しこの場合は、特定できる第三者に配布する場合に限られます。 という条項を ソフトウェア使用許諾契約書(PDF) に明記してます。困ったなあ。 『筆 まめ』 同梱のArphic製品もシーアンドジイの扱いみたいです。
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