Web2c-7.3.7版以降のTeX for Win32とdviout

名前: 栗山 雅俊
日時: 2003-07-09 23:01:38
IPアドレス: 61.124.67.*

続けてのコメントになりまして恐縮です。 前のコメントで少し触れましたとおり、角藤先生のWeb2c-7.3.7版以降のバージョンでは、 TEXMFMAIN、TEXMFCNF等の環境変数をWindows側で指定しないようにと指示があります。 TEXMFCNFについてはkpathsearchで設定されるようになったためこちらは問題ないので すが、TEXMFMAINのほうは「他のプログラムとの連携などの必要性から」Windows側で 指定する場合もありうるという含みのある表現になっています(PDFのマニュアルより)。 大島先生のInstallation of TeX system(Webページ)では最新版でもTEXMFMAINを Windowsの環境変数で指定する記述となっており(ただしdviout側で設定することも 可能という但し書きがあります)、実際に私のパソコンで最初Windowsで環境設定を したあとdvioutをインストールし、その後環境変数の記述を削除したところdvioutは うまく動かなくなりました。原因は、初期設定の時にWindowsの環境変数を参照する 形になっていて、それでインストールした以上その環境変数を参照し続ける仕様に なっているからでしょうか。dvioutのTEXROOTの指定は^T\fontsになっています。 私のインストール方法が悪いのかも知れませんが、もし一般的な形でdvioutをインス トールする場合にWindows側で環境設定を行う方がトラブルが少ないならば、一般向け の記述としてはバージョン如何にかかわらずTEXMFMAINをWindows側で指定するように したほうがよいのでしょうか。というのも、Win32版のTeXを使われる方のほとんどが dvioutも同時に使われると思われるからです。 このあたりの事情に詳しい方がいらっしゃいましたらご教授頂ければ幸いです。

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