名前: しっぽ愛好家 日時: 2003-06-05 13:30:48 IPアドレス: 211.4.46.*
>>19179 ＞figure環境の位置指定のオプションはtopnumberの ＞値よりも優先されるということでしょうか？ 実は，一方が他方に優先する，という関係ではありません． 単に，``t'' 指定に従って配置されたものには topnumber の値などが影響するが， topnumber の値などは ``t'' 以外の指定に従って配置されたものには影響しない， というだけのことです． %%% このことを指して ``figure環境の位置指定のオプションはtopnumberの %%% 値よりも優先される'' と言っているのでしたら，結局そうなりますが… LaTeX の デフォルトの float 配置アルゴリズムでは， 同じタイプの float が ``次ページ送り'' にされていなくて， かつ，``h'' 指定がなされている場合 にはなるべく ``h'' 指定に従います（あくまでも ``なるべく'' ですが）． そのため，（今回の例では）最初のいくつかの figure 環境（によって 配置された項目）は最初のページにそのまま置かれます （``h'' 指定に従って配置されている以上，topnumber の指定は反映しません）． ただし，いったん次ページ送りのものができると， それ以降の（次ページ送りにされた float と同じタイプの）ものは ``h'' 指定 *以外* の指定に従って配置されます． %%% もはや ``h'' 配置はできないのですから，当然です． したがって，2 ページ目以降には実際に ``t'' 配置のものが現れ， それらには topnumber の設定が反映している，ということになっています．
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