名前: しっぽ愛好家 日時: 2003-05-28 11:24:59 IPアドレス: 211.4.46.*
>>18991 とりあえず,次のようにしてみました. %%% \scalebox{<h_scale>}[<v_scale>]{<item>} %%% <item> を横方向に <h_scale> 倍,縦方向に <v_scale> 倍に %%% 拡大(縮小)します([v_scale] を省略した場合には <v_scale> = <h_scale> %%% として扱われます). %%% %%% graphicx パッケージを使用します. \def\oiiint{\int\@oiiint\int\@@oiiint\int} \def\@oiiint{% \mathchoice {\mkern-19mu \hbox{\m@th\scalebox{2}[1]{$\displaystyle\bigcirc$}}% \mkern-30mu}% {\mkern-16mu \hbox{\m@th\scalebox{3}[1]{$\textstyle\circ$}}% \mkern-23mu}% {\mkern-19.5mu \hbox{\m@th\scalebox{3}[1]{$\textstyle\circ$}}% \mkern-28mu}% {\mkern-21mu \hbox{\m@th\scalebox{3}[1]{$\textstyle\circ$}}% \mkern-30.5mu}} \def\@@oiiint{% \mathchoice{\mkern-11mu}{\mkern-10mu}{\mkern-10.5mu}{\mkern-11.5mu}} TeX 関係の書籍は結構多いので, @nifty の 書籍ガイド を参考にするとよいでしょう (非メンバでもアクセスできます). 手元にある範囲でいくつかお薦めすると… * LaTeX 文書の作成法について: 『[改訂版]LaTeX2e 美文書作成入門』(奥村晴彦著,技術評論社) * 各種パッケージについて: 『pLaTeX2e for Windows Another Manual Vol.2 Extended Kit』 (乙部厳己,江口庄英著,ソフトバンク) -- 特にグラフィックス関係については: 『LaTeX グラフィックスコンパニオン』(Michel Goossens, Sebastian Rahtz, Frank Mittelbach 著,アスキー) %%% もちろん『The LaTeX コンパニオン』(Michel Goossens, Frank Mittelbach, %%% Alexander Samarin 著,アスキー)も挙げなければなりませんが,現在, %%% 手元にありません. * マクロ作成に関しては: -- 一般論について: 『LaTeX2e【マクロ&クラス】プログラミング基礎解説』 (ページ・エンタープライゼズ(株)著,技術評論社) -- 和文組版に関する諸問題について: 『LaTeX 本作りの八衢』(藤田眞作著,アジソン・ウェスレイ) -- 最終的には(本当に細かいことが気になりだしたら) 『改訂新版 TeX ブック』(Donald E. Knuth 著,アスキー) [歴史的事情] 私が TeX のマクロをいじりだした頃(約 10 年前)には, 日本語で書かれたいい教科書はありませんでしたから,既存のコードを (個々のコントロール・シークェンスの意味を推測しながら)読んで, 見よう見まねでマクロを書いていました(誰もが(?)たどった道だと思いますが…). %%% タダで読める(日本語で書かれた)ドキュメント(のうち私が利用できて, %%% かつ,私の目に付いたもの)のどれよりも latex.tex に書いてある %%% コメントの方が詳しい,というのでは,どうにもなりませんでした. %%% 現在でも,個々の primitive や LaTeX で慣用句的に用いられる %%% マクロについての手引きさえあれば,既存のコードを %%% 解析するということはいい勉強法だと思います. %%% %%% まあ,いきなり multicol.sty を読もう,などというのは無謀なので, %%% %%% ある程度粘っても歯が立たないときには別のファイルを読んでみましょう.
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