名前: かつぶし 日時: 2003-05-07 16:32:38 IPアドレス: 130.34.126.*
私も以前に RedMonを使った PDFの作成を雑誌で見て興味があったのでやってみました。 ただし,こちらで示された方法とは異なり,FTEXなどで初心者向けに 勧められている AFPL Ghostscriptを用いています。環境は Windows2000 SP3です。 1) FTEXのインストールガイドなどに従って,AFPL Ghostscript 7.04と 日本語パッチ gs7.04-j-wapi.zipをインストールし,環境変数を設定しておきます。 CIDフォントの導入は特に行いません。 2) RedMonをインストールし,こちらの方法と同様にしてプリンタを追加します。 3) プリンタのプロパティから[ポート]-->[ポートの構成]を以下のように設定します。 [Output:]と [Run:]はこちらと同様です。 [Redirect this port to the problem:] は「c:\gs\gs7.04\bin\gswin32c.exe」 [Arguments for this program are:] は「@c:\gs\pdfwrite.rsp -sOutputFile="%1" -c .setpdfwrite -f -」 ※この方法は RedMonの Helpに PDF writerの例として書いてありました。 4) プリンタのプロパティから[詳細設定]-->[標準の設定]と進み,さらに[詳細設定]で 以下のように設定します。 [TrueTypeフォント:] を「ソフトフォントとしてダウンロード」 [PostScriptオプション]-->[PostScript出力オプション] を「エラーが軽減するよう最適化」 [PostScriptオプション]-->[TrueTypeフォントオプション] を「アウトライン」 5) メモ帳などで以下の内容を c:\gs\pdfwrite.rspなどとして保存します。 -Ic:\gs\gs7.04\lib;c:\gs\fonts;c:\gs\gs7.04\kanji -sDEVICE=pdfwrite -r300 -dNOPAUSE -dSAFER -sPAPERSIZE=a4 ※ Win2kではポートの構成を変えるのに Administrator権限が必要となるので, こうしておけばユーザーでも簡単に設定を変えられます。 これでアプリケーションからこのプリンタに印刷すると,PDFファイルができます。 完成したものを見たところ,フォントは全て Type1で埋め込まれていました。 また,AFPL GhostScript 8.00を使った場合は文章のレイアウトはそのままに フォントのサイズが大きくなり,まともなものはできませんでした。
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