名前: sugahara 日時: 2003-05-01 15:21:03 IPアドレス: 210.254.18.*
菅原と申します。 たびたびお世話になります&長文ですが、よろしくお願い致します。 最近の記事では<18170>などでも関連することが 話題になったと思いますが、どうしてもわからないので助けてください。 Windows98SE + Adobe Type Maneger 4.1 という環境下で ヒラギノOpenTypeフォントを使い始めました。 まずは試してみようと思い、とにかくヒラギノOpenTypeをPDFファイルに 埋め込もうとしたところ、なぜかうまくいきません。 Q1. dvipdfmx でOpenType fontを埋め込もうとしたのですが、 東風のOpenType や 小塚明朝のOpenTypeは埋め込めるのに、 ヒラギノのOpenTypeを埋め込むと、Acrobatで見るとヒラギノの文字が空白になり、 欧文フォントだけ普通に表示されます。 やったことはとりあえず下記の通りです。 1. d:/App/Resource/CIDFont に上記3種のOpenType Fontを置いておく。 (Kochi-Mincho.otf, HiraMinPro-W3.otf, KozMinPro-Regular-Acro.otf, など。ゴシックも同様。 ただし、小塚のゴシックは持ってないので明朝で代用することにした) 2. texmf.cnf のOTFONTS に d:/App/Resource/CIDFont は追記スミ。 3. cid-x.mapで、例えばヒラギノの場合は rml H HiraMinPro-W3.otf gbm H HiraKakuPro-W3.otf rmlv V HiraMinPro-W3.otf gbmv V HiraKakuPro-W3.otf などと指定する。(東風や小塚をテストしたときも、それぞれの名前を同様に指定) 4. dvipdfmx hogehoge を実行し(hogehoge.texはごくごく普通のTeXファイル)、 Acrobat Readerで見てみる。 <東風の場合と小塚の場合> それぞれのフォントが埋め込まれている。フォントの情報を見ると、例えば明朝なら オリジナルフォント: Kochi-Mincho-Regular Type1(CID) エンコーディング: Identity-H 実際のフォント: 埋め込みサブセット Type1(CID) <ヒラギノの場合> ヒラギノの文字が表示されずに、その文字の箇所が空白になる。フォントの情報は、例えば明朝なら オリジナルフォント: HiraMinPro-W3 Type1(CID) エンコーディング: Identity-H 実際のフォント: 埋め込みサブセット Type1(CID) 5. ためしに rml H !HiraMinPro-W3.otf gbm H !HiraKakuPro-W3.otf rmlv V !HiraMinPro-W3.otf gbmv V !HiraKakuPro-W3.otf のようにフォントを埋め込まないようにしてみたところ、(当然ですが)Acrobatで表示ができた。 フォント情報は、例えば明朝の場合は オリジナルフォント: HiraMinPro-W3 Type1(CID) エンコーディング: Identity-H 実際のフォント:ヒラギノ明朝ProW3 Type1(CID) Q2. Windows98SE + Adobe Type Maneger 4.1 という環境下でOpenType fontを埋め込んだ PDFファイルを作成することが出来るのは、dvipdfmx以外にあるのでしょうか。 例えば、 1. dvipsk + ps2pdf(gs-7.06+WAPI("付加機能"on Win32), ないしは gs-8.00+WAPI) 2. dvipsk + Acrobat distiller など。 Q3. もしも、上記のQ1,Q2がOSが原因である場合、OSをWindows98SEから WindowsXPないし2000に乗り換えると、問題は解決されるのでしょうか。 何とぞよろしくお願い致します。 なお、TeXなどのバージョンは、 pTeX 3.141592-p3.1.2(Web2C-7.5.2) dvipdfmx-20021230 gs-7.06+WAPI で、いずれも角藤先生のサイトから頂いています。 あと、Acrobat(Reader)は、Adobe Acrobat 5.01です。
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