名前: ume 日時: 2003-04-15 12:39:47 IPアドレス: 219.105.6.*
>>18130 活字で組む場合、括弧類の「約物」は、活字の大きさにあったものは勿論そろっています が、何行にわたる括弧類は当然ながら、行間が一定しているわけではありませんから、 あらかじめ用意されているわけではありません。 ですから、植字する現場で、トタン板のような薄くて活字の高さをもった板を適当な 大きさに切て、パーレンになるように曲げるわけです。当然ながら、隙間にはあまった 活字などで詰め物するわけです。 ですから、活版印刷では何行にわたるパーレンは熟練工の仕事でして、しかもよく見ると 右と左のパーレンが左右対称でないことがよくあります。 そうした時代を知っているものからすると、TeXのありがたさが身にしみます。
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