名前: トノ 日時: 2003-03-11 23:06:00 IPアドレス: 150.35.254.*
>>17445 至極単純な数式なら、通常どおり \footnote コマンドで脚注が付けられますが、 ちょっと複雑なものになると、本文中の脚注記号だけが出力されて、 脚注はどこにも出力されないはずです。 ※ これは LaTeX の「仕様」と言っていいでしょう。 次の入力例では、A と B の脚注は出力されますが、C の脚注は出力されません。 \documentclass{article}\relax \begin{document} $a\footnote{A}$ \begin{displaymath} b\footnote{B} \end{displaymath} \begin{math} \sqrt{c\footnote{C}} \end{math} \end{document} このような場合の対応策として \footnotemark と\footnotetext という コマンドがあるにはありますが、いずれにせよ、数式中に脚注記号が現れると 数式そのものの一部としての記号と区別が出来なくなるため、 数式に脚注を付けるべきではない というのが一般的な考え方だと思います。実際、上記の 3 番目の数式は、 c のルートを意味するつもりが、c の 3 乗のルートになってしまっています。
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