名前: 角藤 日時: 2003-02-26 15:23:29 IPアドレス: 157.13.1.*
以下のような document を入れておきました: distill.exe --- Acrobat Distiller (acrodist.exe) のコマンドライン ローダ --- Distiller をコマンドラインで実行するためのローダです。スクリプトや、バッチ ファイルで使用したり、dvipdfm(x) で eps を pdf に変換して埋め込む際に、 Ghostscript の替わりに使うと便利です。 acrodist.exe に PATH を通しておかないと使用できません。 (1) Acrobat Distiller の設定 ファイル(F) ---> 環境設定(P)... の出力オプションは、何もチェックして いない状態にしておくのがよいと思います。特に PDF ファイルの保存先を確認(A) 既存の PDF ファイルの上書きを確認(R) はチェックしない状態にしておいて下さい。次に、 設定(S) ---> ジョブオプション(J) ---> 詳細設定 タブの 文書構造化コメント(DSC) において EPS ファイルのページサイズ変更と、アートワークの中央配置 のチェックをはずしておいて下さい。これをチェックしておくと、 dvipdfm(x) で eps を pdf に変換して埋め込むとき、正しい位置になりません。 (2) 使用法 distill [options] foo[.ps|.eps] とします。変換元ファイル名に suffix を付けない場合、suffix が .ps であると仮定します。 オプションの説明: -w acrodist.exe が終了するまで待ちます。このオプションが無い場合、 acrodist.exe が仕事中でも distill.exe 自身は終了します。 -oOutputFileName 出力ファイル名を指定します。 -o と OutputFileName の間には スペース等を入れることができません。このオプションが無い場合、 変換元ファイル名が foo[.ps|.eps] であれば、出力ファイル名は foo.pdf になります。出力はカレントディレクトリになされます。 -JFullPathToJobOption ジョブオプションを指定します。 -J と FullPathToJobOption の間にはスペース等を入れることができません。 ジョブオプションは -Jd:/usr/acrobat/distillr/settings/A4JScreen.joboptions のように、フルパスで指定します。suffix .joboptions は省略可能で、 -Jd:/usr/acrobat/distillr/settings/A4JScreen のようにしても良いです。途中にスペースがあるディレクトリの 場合には、二重引用符でくくって -J"c:/Program Files/acro5/distillr/settings/A4JScreen" のようにします。 このオプションを指定しない場合には、現在選択されているデフォルト のジョブオプションを使います。 -N 新しい acrodist.exe を立ち上げます。 -N -Q 新しい acrodist.exe を立ち上げ、終了したら acrodist.exe を 終了します。 -Q オプションは必ず -N と共に使います。 -N -Q オプションを指定しない場合、ユーザが明示的に終了しない 限り、 acrodist.exe は待機状態を続け、実行状態にあります。 -V pdf 作成が終了すると、デフォルトのビューアで pdf をオープン します。 -V オプションを指定する場合には -oOutputFileName オプションを指定することができません。指定しておくと、 pdf 作成が成功していても、オープンに失敗すると思います。 (3) dvipdfm(x) のコンフィギュレーションファイルの書き方 dvipdfm.cfg と、dvipdfmx.cfg において、通常 Ghostscript を使うように 設定してある、D セクションをコメントにして無効にし、 D "distill -o%o %i" としておきます。 dvipdfm(x) 専用のジョブオプションをつくり、それを 使うように設定するには D "distill -Jc:/usr/acro5/distillr/settings/DVIPDFMA4 -o%o %i" のようにします。フルパスがスペースを含む場合には D "distill -J\"c:/program files/acro/distillr/settings/DVA4\" -o%o %i" のようにします。二重引用符を backslash でエスケープしている点に注意 して下さい。また、ディレクトリセパレータは slash / を使って下さい。
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