名前: kei 日時: 2003-02-05 16:08:19 IPアドレス: 61.203.129.*
>>16057 LaTeX で多書体を参考に、次のような準備をしました。 環境 dviout : Ver 3.14.3 (December 8, 2002) OS : WindowsXP Version 5.1 (4 日本語) dvipdfmx : dvipdfmx-20021128 1. YOzFont.ttf,YOzFontB.ttf のインストール Y.Oz Vox からたどり、 YOzFont.ZIP `Y.OzFont', YOzFontB.ZIP `Y.OzFontB' を c:/windows/fonts/ に展開。 2. dvioutの設定 c:/dviout/ttfonts.map に f tegaki.map を追記し、 yozfnt "Y.OzFont" yozfntb "Y.OzFontB" %yozfont00 "Y.OzFont" %yozfontb00 "Y.OzFontB" なる内容の tegaki.map を置く。 3. tfm の準備 TEXMF/fonts/tfm/ptex/jis.tfm;jisg.tfm を それぞれ TEXMF/fonts/tfm/ptex/tegaki/yozfnt.tfm;yozfntb.tfm にコピー。 \DeclareKanjiFamily{JY1}{yoz}{} %\DeclareRelationFont{JY1}{yoz}{m}{}{OT1}{yozo}{m}{} %\DeclareRelationFont{JY1}{yoz}{bx}{}{OT1}{yozo}{bx}{} \DeclareKanjiFamily{JT1}{yoz}{} \DeclareFontShape{JY1}{yoz}{m}{n}{<->s * [0.961] yozfnt}{} \DeclareFontShape{JY1}{yoz}{bx}{n}{<->s * [0.961] yozfntb}{} \DeclareFontShape{JT1}{yoz}{m}{n}{<->s * [0.961] yozfnt}{} \DeclareFontShape{JT1}{yoz}{bx}{n}{<->s * [0.961] yozfntb}{} \newcommand{\yozdefault}{yoz} %\newcommand{\yozodefault}{yozo} \DeclareRobustCommand\yozfamily{% \not@math@alphabet\yozfamily\mathks % \romanfamily\yozodefault \kanjifamily\yozdefault \selectfont} \DeclareTextFontCommand{\textyoz}{\yozfamily} なる内容の TEXMF/ptex/platex/js/tegaki.sty を作る。 4. dvipdfmx 向け vf,tfm の準備 makejvf yozfnt psyozfnt makejvf yozfntb psyozfntb を実行。生成された *.vf は TEXMF/fonts/vf/ptex/tegaki/ に、 *.tfm は TEXMF/fonts/tfm/dvips/tegaki/ に移動。 TEXMF/dvipdfm/config/dvipdfmx.cfg に f tegaki.map を追記し、 psyozfnt H :0:YOzFont psyozfntb H :0:YOzFontB なる内容の tegaki.map を置く。 設定の不備かと思いますが、 dviout で開けないものの、以上の準備で pdf の和文に `Y.OzFont'を埋め込むことができるようになりました。 さらに `Y.OzFont' の半角部分を利用したいと考えています。 こちらの北見 けんさんの記事 [qa:11511] の後半を参考にしました。 無知なまま雰囲気だけまねをしてみたので、結果は失敗です。 1. ttf2tfm で、8ビットフォントとしての tfm ファイルを作る。 ttf2tfm YOzFont.ttf -P 3 -E 1 -f 0 -q yozfont@Unicode@ でできる yozfont00.tfm のみを残し、 残りの yozfont01.tfm から yozfontff.tfm(226ファイル)を削除(YOzFontB.ttf)。 yozfont00.tfm を TEXMF/fonts/tfm/ptex/tegaki/ に移動。 2. tftopl で pl ファイルにして、適切に編集後、pltotf で tfm に戻す。 「基礎解説」と照らし合わせながら中をのぞいて、何もできずに閉じる。 3. fd ファイルを準備して、LaTeX 流に利用してタイプセット。 \ProvidesFile{ot1yozo.fd} \DeclareFontFamily{OT1}{yozo}{} \DeclareFontShape{OT1}{yozo}{m}{n}{<->s * yozfont00}{} \DeclareFontShape{OT1}{yozo}{bx}{n}{<->s * yozfontb00}{} \endinput なる内容の TEXMF/ptex/platex/js/ot1yozo.fd を作る。 4. dviout の map ファイルにを適切に編集する。 先の手順で用意した tegaki.map,.sty のコメントを外す。 最後に以上の作業でテストした test.tex です。 \documentclass[12pt]{jarticle} \usepackage{tegaki} \begin{document} \yozfamily いろはにほへと ちりぬるを\\ わかよたれそ つねならむ\\ うゐのおくやま けふこえて\\ あさきゆめみし ゑひもせす ん\\ ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ\\ abcdefghijklmnopqrstuvwxyz\\ \end{document} 二つ目の手順で platex は通っているようにみえるのですが、 dvipdfmx で変換したpdfは、全角文字が表示されず、 半角英字は cmr でした。 最終的に YOzFont の半角部分も適切に埋め込まれた pdf を作りたいのですが、 何かヒントをいただけないでしょうか。
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