名前: しっぽ愛好家 日時: 2003-02-01 23:30:04 IPアドレス: 211.4.33.*
>>16042 ＞こういう \@eqnnum や \maketag@@@#1 の存在は ＞どうやったら知ることができるのでしょうか?? 私がマクロ作成に手をつけたころは，定義が書いてありそうなファイルの中の 関係ありそうな記述を検索していました． 今では latex.ltx や各種クラスファイル（およびパッケージが絡むときは そのパッケージで用いるファイル一式）の中を調べるところでしょうか． %%% 今の数式番号の件では，\theequation が用いられている箇所を %%% 調べ上げるといいと思います．（amsmath パッケージの場合には %%% 多少マクロの定義を追いかける必要があります．） %%% %%% 数式番号が equation カウンタで数えられることと， %%% %%% 数式番号そのものは \theequation で与えられるということは %%% %%% 詳しい入門書にもあるので，\theequation から出発するのは %%% %%% 妥当でしょう．一方，このような適当な出発点が見当たらない %%% %%% 場合には個々の環境の定義などを解析するハメになりますが… なお，latex.ltx で定義されるようなマクロの実装に関する簡単な説明は， $TEXMF/source/latex/base にある各種 dtx ファイルに書いてあります． %%% 該当するファイルへ到達する方法（の一例）： %%% latex.ltx の中の該当箇所（例えば，\@eqnnum が定義されている箇所）から %%% ファイルの先頭に向かって，``From File:'' という文字列を検索します． %%% すると，``From File: ltmath.dtx'' といった文字列が見つかるので， %%% その記述にあるファイルを調べてみるとよいでしょう． %%% 実際，\@eqnnum に関する説明は ltmath.dtx にあります（下記の通りです）． %%% % Produces the equation number for equation and %%% % eqnarray environments. The following definition is for %%% % flushright numbers; for flushleft numbers, see leqno.clo. %%% % The equation number is set in black roman type even %%% % if an eqnarray environment appears in an italic environment. %%% %%% %%% ``左寄せの数式番号に対する定義は leqno.clo を見よ'' %%% %%% ともありますね…
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