名前: nide 日時: 2003-01-17 20:31:18 IPアドレス: 160.11.72.*
>>15309 私は、NTT JLaTeXを使っていた頃は、\jintercharskip (アスキー版の\kanjiskipにあたるもの)のplusのところの 値を、ほぼ文字サイズの2乗に比例するように設定して いました。例えば1行が\normalsizeで40字分に相当と すると、\jintercharskipのplus値を1/40zwにしておけば \normalsizeの場合に1zwまでの空きは吸収できるので すが(実際にNTT JLaTeXの\jintercharskipはこの方針で 決められていたように思います)、文字サイズが仮に n倍になると、1zwの長さもn倍になる一方、行あたりの 文字数は1/nになるので、plus値をn^2倍にしないと1zwまでの 空きを吸収できるようにならない、との考えからです。 もちろん文字が極端に大きい時は、2乗に比例する値より 小さいplus値にします。 NTT JLaTeXは、行切りのアルゴリズムの差のせいか、 \jintercharskipの標準がアスキー版より小さいせいか、 日本語起因の\overfillがアスキー版よりずっと起きやすかった ので、こういう調整をせざるを得ない面がありました。
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