名前: しっぽ愛好家 日時: 2003-01-01 13:07:42 IPアドレス: 210.230.96.*
>>14540 似たような話は過去にも出ているのですが，とりあえず手短に説明します． ``（単独の）大きな括弧'' を用いるには，基本的には $\left\{ \rule{0pt}{<適当な寸法>} \right.$ $\left. \rule{0pt}{<適当な寸法>} \right\}$ のような具合に \left/\right による可変サイズの括弧を使用し， 括弧の大きさを適当なダミー（ここでは幅を 0pt にした \rule， すなわち見えない支柱）で調整します． あとはそれを表の中に配置すればよいのですが， 括弧の高さをごまかすために \raisebox{<適当な移動量>}[0pt][0pt]{<上記のような括弧の記述など>} という形で用いるとよいでしょう． %%% 2 個のオプション引数は，\raisebox で配置するものの高さと深さを %%% ともに 0pt として扱うという意味です． 例えば，次のようになります． %%% 8pt などの寸法は jarticle.cls 使用時の \normalsize の %%% 場合にあわせています．実際の表にあわせて適宜変更してください． %%% 要らない罫線は適宜消してください． \begin{tabular}{|c|c|c|} \hline entry11 & entry12 & entry13 \\ \hline entry21 & entry22 & \\ \cline{1-2} entry31 & entry32 & \multicolumn{1}{@{}l|}{% \raisebox{8pt}[0pt][0pt]{% $\left.\rule{0pt}{15pt}\right\}$% text1}} \\ \hline & entry42 & entry43 \\ \cline{2-3} \multicolumn{1}{|r@{}|}{% \raisebox{0pt}[0pt][0pt]{% text2% $\left\{\rule{0pt}{20pt}\right.$}} & entry52 & entry53 \\ \cline{2-3} & entry62 & entry63 \\ \hline \end{tabular} %%% このくらいの記述を行うのなら multirow パッケージを %%% 用いるまでもないでしょう． ＞すみません。具体的に教えていただけないでしょうか？ そうですね．この手の ad hoc な記述を行うのに悩むくらいなら 1 回でも余分に推敲する時間を確保すべきでしょうから， 最初から具体的に書くべきでしょうね．
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