Re: スタイルの簡単な指定(Re: 英文のAppendix)

名前: しっぽ愛好家
日時: 2002-11-26 12:05:16
IPアドレス: 210.230.19.*

>>13256 >もしも、文書とクラスファイルの間にもう1つインターフェイスが存在し、 本質的な問題は,見出し関係の体裁というのは個々の出版物に応じて千差万別で, 一般的な(カスタマイズのベースとなる)テンプレートのようなものを 用意しづらい,という点にあります. %%% まあ,千差万別,というほどあれこれあるわけでもないのですが, %%% (仕事の上で)妙な指定に何度出くわしたことか… 見出し関係の体裁のカスタマイズ機構を導入するのは, あらかじめ用意された項目だけを指定・選択できるようにするというだけ でよければ比較的容易です.しかし,hyperref パッケージのような 「お行儀が悪い」(*)パッケージとの整合性を保とうとすると, かなり悩む羽目になるか,give up してしまうでしょう. %%% (*) この「お行儀が悪い」というのは,「LaTeX の内部処理を大きく %%% 書き換えてしまう」ということです. %%% %%% hyperref パッケージの nointernals オプションが使いものになれば, %%% %%% 話は別ですが… そもそも,カスタマイズ機構の導入,ということ自体が「お行儀が悪い」処理に 属してしまいますので… >#1番適当な方法は、「自分で作ってしまう」ことなのでしょうが、 > マクロの勉強等に時間が割 >#ける状況ではありませんので・・・。 ご冗談を(笑). 私に言わせると,プレゼンテーションやる方が,マクロいじるよりも はるかに手間がかかりますよ. %%% いや,それだからこそ「マクロどころではない」のかもしれませんが… [余談] 私が,(非推奨であるにもかかわらず)\section*{Appendix A: ...} の ような記述を積極的に用いる場合がただ 1 つあります.具体的には, 「TeX ファイルから他の形式への変換(に用いる中間ファイルの作成)」の場合です. %%% 雑誌の各掲載論文を HTML 化する際に組版に用いたファイルを %%% そのまま変換するのではなく,HTML 化用の中間ファイルを作ることがあります. %%% %%% もちろん,手動ではなく適当なプログラム(TeX のマクロを用いるのもOK)で %%% %%% 書き換えます. %%% その中間ファイルは「最終的な変換結果が意図どおりであればよい」という %%% 方針で作成することがあります.

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