Re: Web2C7.3.9で使えるdvipdfmeはありますか?( Re: Ppower4 によるプレゼンテーション用サンプルファイル)

名前: 角藤
日時: 2002-11-02 23:24:13
IPアドレス: 203.165.2.*

>>12527 >>日本語 TrueType を埋め込んだ >>ものも、 Ppower4 では壊されることを、大友さんが実証 >>されたところだと思います。 > >ですが、私が>>12519で実証したのは「dvipdfmxを使うことに >よるPpower4でのPDFファイルのおかしな表示」です。 >(私の記述がわかりにくかったのだと思 >います。すみません。) 記述がわかりにくくはなかったです。 dvipdfme == dvipdfmx なのです。 (現在では少しバージョンがあがって、多機能になっていますが...) 整理: 平田さんによる開発版 ---> dvipdfm-cjk project (現在では dvipdfmx project) のように受け継がれています。 dvipdfmx project は 平田さんと Cho さんによるもので、 日本語 pdf を埋め込める dvipdfm が二種類あるわけではありません。 >>>12519では、TrueTypeフォントを埋め込まないようにcid-x.mapを設定しても、>http://www.ymzk.org/~klavis/dvipdfmx_rml.pdfで示したように、 >文字化けが起こってしまいます。 >ただし、Ctrl+Alt+F で表示されるフォント情報では、 > dvipdfmで変換した場合のエンコーディ >ングが"H"、dvipdfmxのエンコーディングが"Identity-H"でした。 >このエンコーディングの違いが文字化けを引き起こしているのでしょうか。 >(ただ、cid-x.mapでは、エンコーディング > を"H"で指定していますので、不思議な話です。) ppower4 の作者は (dvipdfm の場合には) original dvipdfm の出力を前提 に postprocessor を作っているのであって、日本語 dvipdfm や dvipdfmx は考慮に入れていないでしょう。初期日本語 dvipdfm は original dvipdfm との差があまり無かったので、運よく ppower4 を通ったと思えばよいでしょう。 それに対して、所謂開発版から dvipdfmx project に至るものは、かなりの 部分が書き換えられています。気になるのでしたら、 ppower4 のソースと、dvipdfmx のソースの両者を研究 するのが、早道だと思います。

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