名前: トノ 日時: 2002-10-25 22:31:49 IPアドレス: 210.131.101.*
>>12264 本田さん、ご教示ありがとうございます。 keyval パッケージは graphicx.sty のコマンド定義に使われている (そもそも、どちらも graphics bundle に含まれている)という程度の 認識はあったのですが、今回 helvet.sty を改めて開いてみるまで、 パッケージオプションの処理に使えるとは考えてもみませんでした。 本田さんのおかげで、keyval の使い方がおよそわかったところで、 では、helvet.sty(あるいは本田さんが示してくださったソース)は 実質的に何をやっているのか、と探ってみると、結局、デフォルトの ファミリーを変更している以外には、単純に key=val の val に 展開されるマクロ(helvet.sty でなら \Hv@scale)を定義して いるだけ。今度はなぜこれで文字のサイズが変わるのかがわからず、 丸一日、暇を見つけては grep HV@scale *.ltx なんてことをやって 悩んでいました。 いやー、*.fd ファイルで実際の処理をしているんですね。考えてみれば 至極自然なやり方ですが、*.fd の中にあのような仕掛けをするなんて…… といいながら、実は私も以前似たようなことをやったことはあるんですけどね。 ※ ちなみに、*.fd の中では空白のカテゴリー・コードが変更されているため、 随分と苦労したような記憶が…… 結局、ot1phv.fd などを見ると、helvet.sty によるサイズ調整も、私が書いた ものと本質的に同じことをやっているのがわかって、何となくうれしいような、 拍子抜けしたような……
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