名前: しっぽ愛好家 日時: 2002-10-25 17:21:57 IPアドレス: 210.224.212.*
>>12285 LaTeX のデフォルトの設定では(\interdisplaylinepenalty の値は 100 で) eqnarray(*) 環境の途中でも改ページは行われます. しかし,amsmath パッケージを用いた場合,デフォルトでは (\interdisplaylinepenalty の値が 10000 に変更されて)ディスプレイ数式環境の 途中での改ページが起こらなくなります. この場合,プリアンブルなどに ``\allowdisplaybreaks'' という記述を入れると, ディスプレイ数式環境での途中での改ページが行われるようになります. %%% ただし,\allowdisplaybreaks[0] とした場合はディスプレイ数式環境の %%% 途中での改ページが抑制されたままになります. %%% 実際,\allowdisplaybreaks[<n>](<n> は 0 以上 4 以下の整数)のように %%% オプションを指定した場合,\interdisplaylinepenalty の値は次のように %%% 設定されます. %%% <n> : \interdisplaylinepenalty %%% 0 : 10000 %%% 1 : 9999 %%% 2 : 6999 %%% 3 : 2999 %%% 4 : 0 %%% %%% \allowdisplaybreaks のオプションを指定しない場合には,``4'' が %%% %%% 指定されたものとして扱われます.
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