[2019-07-31 追記] 平成30年簡易生命表の概況のデータを lifetable2018.csv として置いておく。平均寿命の推移 life_expectancy_Japan.csv も2018年まで追記した。
[2017-08-31 追記] e-Statに2015年の生命表が出たので lifetable2015.csv として置いておく。
男女別の平均寿命は次のグラフのようになる。青が男,オレンジが女である。
data = read.csv("https://okumuralab.org/~okumura/stat/data/life_expectancy_Japan.csv", comment.char="#")
par(mgp=c(2,0.8,0))
matplot(data[,1], data[,2:3], type="o", pch=16, lty=1, col=c("#0080ff","#ff8000"), xlab="", ylab="平均寿命")
axis(4, data[nrow(data),2:3], c("男","女"), las=1)
([2014-07-31] にここに書いた部分は,上に新しいものを載せたので,次の1文を除き,削除した。)
日本の平均寿命の推移をグラフ化してみる(2013年)(最新) - ガベージニュースも参考になる。
[2014-08-15:追記]2013年の平均寿命は男80.21歳,女86.61歳だが,そもそも平均で表していいのか。寿命の中央値にあたる「寿命中位数」(理系の用語では半減期)はどれくらいか。生命表から「生存数」(10万人あたりで書いてあるので10万で割る)を拾ってプロットすると次のようになる。これが0.5とクロスするところが中央値である。男83歳,女89歳ほどである。3歳ほど得した気分だ[追記:寿命中位数の詳しい値は平成25年簡易生命表の概況の3番目のPDFに載っており,2013年は男83.19年,女89.40年である]。
データ lifetable2013.csv を置いておくので,グラフの描き方は工夫されたい。
[2014-08-15:さらに追記]平均値・中央値の次は,最頻値だ。上のグラフの曲線を微分して符号を逆転する。最頻値は男87〜88歳,女91〜92歳になる。さらに3歳ほど得した気分だ[追記:中澤先生にご指摘いただいたが,この値は生命表の「死亡数」欄に載っていた。「生存数」欄の単純な差分と若干異なるのは丸めの影響だろう]。
[2014-08-18:追記] 中澤先生からいろいろご指摘いただいたので後でちゃんと書き直す。中澤先生の人口学講義「死亡の分析」(PDF)を勉強中。
要は,10万人に (1 - 死亡率) を順に掛けていったものが生存数で,その差分が死亡数。ただし丸め誤差があるので計算通りにならない。生存数の曲線下面積が平均寿命である。実際,台形則 (lx[1]/2 + sum(lx[2:105]) + lx[106]/2) / 100000
でちょうど一致する。
念のため,簡易生命表全体をCSV化したもの lifetable2013m.csv,lifetable2013f.csv を置いておく。最初の0〜4週,2・3・6月は #
でコメントアウトしてある。最後の行は105歳以上である。
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