グラフの例:都道府県別・男女別高卒進学率

統計局ホームページ/日本の統計-第22章 教育の22-18都道府県別進学率と就職率(エクセル:30KB)というファイル,いささか紛らわしいが,「高等学校」の「進学率(%)」は高校進学率ではなく高校卒業者の(大学等への)進学率である。この列名を適宜書き直し,「全国」を省いて47都道府県だけにしたデータn2201800.csv(シフトJIS,CRLF)を置いておく。これをプロットしてみよう。

data = read.csv("http://okumuralab.org/~okumura/stat/data/n2201800.csv",
                fileEncoding="CP932")
r = range(data$高卒男進学率, data$高卒女進学率)

まず単純な点でプロットしてみる。

par(mgp=c(2,0.8,0))
plot(data$高卒男進学率, data$高卒女進学率, xlim=r, ylim=r, asp=1, pch=16,
     xlab="高卒進学率:男子(%)", ylab="高卒進学率:女子(%)")
abline(0,1)

これではどれがどの都道府県かわからないので,テキストでプロットする。

plot(NULL, xlim=r, ylim=r, asp=1,
     xlab="高卒進学率:男子(%)", ylab="高卒進学率:女子(%)")
abline(0,1)
text(data$高卒男進学率, data$高卒女進学率, data$都道府県)

各都道府県の規模(卒業者数)を示すために円を書き加えてみる。

symbols(data$高卒男進学率, data$高卒女進学率,
        circles=sqrt(data$高卒数/10000), inches=FALSE,
        xlim=r, ylim=r, asp=1, fg="#0068b7",
        xlab="高卒進学率:男子(%)", ylab="高卒進学率:女子(%)")
abline(0,1)
text(data$高卒男進学率, data$高卒女進学率, data$都道府県)

ほとんどの都道府県で女子の進学率のほうが高い。

都道府県別・男女別高卒進学率

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