グラフの例:地域別面積

データの例として 統計局ホームページ/日本統計年鑑-第1章 国土・気象 の「1 - 1 国土構成島数,面積及び周囲」の面積データを使ってみましょう。

地域面積(km2
北海道83457
本州231113
四国18792
九州42191
沖縄2276

これをRに打ち込むにはいろいろな方法がありますが,ここでは簡単にベクトルとしてみます。

地域 = c("北海道","本州","四国","九州","沖縄")
面積 = c(83457,231113,18792,42191,2276) / 10000

面積は km2 単位では値が大きすぎるので,万km2 単位にするために10000で全体を割っています。

グラフを描く前に,Macの場合は par(family="HiraKakuProN-W3") などと打ち込んで日本語のフォントを設定しておきます。

地域ごとの面積を棒グラフにする際の基本は

barplot(面積, names.arg=地域)

です。さらに縦軸にラベルを付けるには

barplot(面積, names.arg=地域, ylab="面積(万km^2)")

とします。もう少し凝ると,次のようになります。

par(las=1)              # 縦軸の文字を横向きにしない(las: label style)
par(mgp=c(2,0.8,0))     # 軸マージン(デフォルト: c(3,1,0))
barplot(面積, names.arg=地域, ylab="面積(万km^2)")

km^2ではなくkm2のように上付きにするには, expression(paste("面積(万", km^2, ")")) のような書き方をします。

最後に,さらに凝ってみます:

barplot(面積, names.arg=地域)
axis(2, labels=expression(paste("面積(万", km^2, ")")),
     at=20, hadj=0.3, padj=-1, tick=FALSE)


奥村晴彦

Last modified: 2011-11-22 15:15:11