* Vine Linux 4.1 のインストール(三重大学版) [#nd6247d6]
* Vine Linux 4.2 のインストール [#a3b2022f]

** インストール [#o0fc8a71]

Vine Linux 4.1 のisoイメージをCD-Rに焼いてインストール
Vine Linux 4.2 のisoイメージをCD-Rに焼いてインストール

** 更新 [#yb78b521]

三重大学内では,/etc/apt/sources.list を次のように書き直す:
// 三重大学内では,/etc/apt/sources.list を次のように書き直す:
// 
//  rpm     [vine] http://vine.cc.mie-u.ac.jp/apt 4.1/$(ARCH) main devel plus extras updates
//  rpm-src [vine] http://vine.cc.mie-u.ac.jp/apt 4.1/$(ARCH) main devel plus extras updates
// 
// この2行以外で頭に # が付いていない行は,頭に # を補う。
// 
// 更新する。

 rpm     [vine] http://vine.cc.mie-u.ac.jp/apt 4.1/$(ARCH) main devel plus extras updates
 rpm-src [vine] http://vine.cc.mie-u.ac.jp/apt 4.1/$(ARCH) main devel plus extras updates

この2行以外で頭に # が付いていない行は,頭に # を補う。

更新する。

 apt-get update
 apt-get upgrade

** テキストログインへの変更 [#r29ebf1b]

何も考えずにインストールするとX Window System(gdm)によるログインになる。
サーバでXを起動させたくないときは,次のようにする。

まず /etc/inittab で id:5:initdefault: となっているところを id:3:initdefault: に変更。
これでリブート(/sbin/shutdown -r now)してもいいが,init 3 と打ち込むだけでもいい。

** UTF-8への変更 [#r57041cd]

.bashrc の最後に次のように付け加える。

 export LANG=ja_JP.UTF8
 export LANGUAGE=ja_JP.UTF8
 export LC_ALL=ja_JP.UTF8
 export JLESSCHARSET=utf-8
 export PAGER='lv -Ou8'

これで一応大丈夫みたい。ただし man コマンドの代わりに jman を使う。

Emacs(Mac OS Xのターミナルから使っている)が化ける。色も見にくい。そこで,.emacs.el を修正。

 (load "~/.emacs-faces.el")

はコメントアウト。

 (add-hook 'dired-mode-hook  '(lambda ()(setenv "LANG" "C")))

は

 (add-hook 'dired-mode-hook  '(lambda ()(setenv "LC_ALL" "C")))

に変える。「ステータスラインに時間を表示する」という部分は (display-time) も含めてコメントアウト。
あと,.emacs.my.el に次のように書き込む。

 (if window-system (menu-bar-mode 1) (menu-bar-mode -1))
 (blink-cursor-mode nil) ; これは好みによる

 (require 'un-define)

 (set-default-coding-systems 'utf-8)
 (set-buffer-file-coding-system 'utf-8-unix)
 (set-terminal-coding-system 'utf-8)
 (set-keyboard-coding-system 'utf-8)

さらにこの後にさきほど .emacs.el でコメントアウトした「ステータスラインに時間を表示する」から (display-time) までをコピーし,ISO-2022-JP で保存。これで化けなくなった。

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以下は Vine Linux 3.2 時代に書いたこと。要改訂。

カーネルについては次のように番号を指定してインストールしなければならないこともある。

 apt-get install kernel#2.4.31-0vl1.10

現在のカーネルのバージョンを調べるには

 uname -a

とする。インストールされているカーネルの一覧を調べるには

 rpm -q kernel

とする。

現在のものより新しいカーネルがインストールされた場合は,以下の作業を行う(Vine のドキュメントの
[[カーネルパッケージのアップグレード:http://vinelinux.org/manuals/kernel-upgrade-2.html]]
もよく読もう)。

まずSCSIやSATAの場合はinitrdを作る。

 mkinitrd /boot/initrd-2.4.31-0vl1.10.img 2.4.31-0vl1.10

次に,/etc/lilo.conf の後半部分を編集する。具体的には,仮に

 image=/boot/vmlinuz-2.4.31-0vl1.8
        label=linux
        read-only
        root=/dev/hda2
        append=" resume2=swap:/dev/hdd2"

となっていたら,これ全体を複製して,下のほうのlabel=linuxを例えばlabel=oldに変更し,上のほうの番号の部分を新しい番号に直す。つまり,例えば

 image=/boot/vmlinuz-2.4.31-0vl1.10
        label=linux
        read-only
        root=/dev/hda2
        append=" resume2=swap:/dev/hdd2"

 image=/boot/vmlinuz-2.4.31-0vl1.8
        label=old
        read-only
        root=/dev/hda2
        append=" resume2=swap:/dev/hdd2"

のようにする。次に,

 /sbin/lilo

と打ち込む。これで再起動する(shutdown -r now)。うまくいったら

 apt-get install kernel-headers

もやっておく。次はしてもしなくてもよい。

 apt-get install kernel-doc kernel-source



** 3.1からのアップグレード [#fe5050ee]

CD-Rを使わなくても /etc/apt/sources.list の 3.1 という箇所を 3.2 に直して次を実行してもよい。

 apt-get update
 apt-get dist-upgrade

さらに apt-get upgrade するとカーネルも新しくなる。/etc/lilo.conf を適宜編集して

 /sbin/lilo
 shutdown -r now

再起動して完全に新しくなる。