2002年9月

2002-09-30(月)

KX-HV210 の入荷は1週間ほどという話だったが,留守電に「未定」と入っていた。

熱冷まし用シートって,アイスノンのようなもの,または何らかの吸熱反応をするものだと思っていたが,単に冷えた感覚を与えるだけのもので,患部を冷やす働きはないという話を,食事中の雑談で耳にした。

2002-09-29(日)

SSH2 対応の TeraTerm Pro Web 3.1.2 が出たというので試してみる。 日本語もちゃんと通る。 しかし Web サーバ機能付きというのがアレゲである。

2002-09-28(土)

某講演は最初は単なる講演だと思って二つ返事してしまったが,丸3日の集中講義とわかり,とても無理なのでお断りした。 それ以外に,放送大学,某誌の記事,それに昨日は極めつけのたいへんな仕事を頼まれてしまった。

どこでも仕事できるように,今のうちに 2002-09-06 で選んだものを買っておくことにした。 ところが,ギガスに行っても DDI ポケットは Air-H" カードしかなく,USB ケーブル込みで取り寄せてもらうことにした。 これについては,古い モバイル のページを改装し,その下に H" のページを作って書くことにした。

Air-H" 専用プロバイダ PRIN でおもしろいのは,パケットを圧縮する Fourelle Venturi 対応であることだ。 これは reliable UDP,データ圧縮,画質低減,プリフェッチを組み合わせたもののようだ。

2002-09-27(金)

Yahoo! BB はやってこない ことになった。

2002-09-26(木)

昨日の「不審なWebアクセス」については,すぐメールで丁重なご返事をいただいた。 システムのテストに使っていただいていたとのことであった。 もっと複雑なプロットを考えていたのだが,何でもないことであったので昨日の内容は一部削除した。

2002-09-25(水)

2コマ授業,会議。

不審なWebアクセス

PHP の サーバ変数 のページにリアルタイムでブラウザの種類ごとのアクセス数集計のサンプルプログラムを働かせているが,Other が異様に多い。 調べてみたら,5分ごとに某所からアクセスがある。

誰かのいたずらか? 別にこれくらいのトラフィック増加はまったく問題ないが,念のためメールで問い合わせる。 返事があったらここに書く(なかったら書かない)。

2002-09-24(火)

3コマ授業。

Apple MP4サイトの謎

Apple の派手な MP4 サイトの最下部中央に :k: の文字があり,クリックすると不審なサイトに飛び,何やら暗号のようなものが。 MacRumors.comApple :k: Mystery として取り上げ,毎日新聞が 米アップルのサイトに不審な「白文字」 仏語で中古車情報 と報じ, Slashdot.jp でも話題に。 結局 BMW の映画 の宣伝だったらしい。 毎日新聞には「「改ざんの可能性も」とセキュリティー専門家」と書かれていたが,専門家にしては読みが浅かったようだ。

2002-09-23(月)

『PHP4徹底攻略』の改訂版が出たようだ。 全ページPDFで無償ダウンロードできる(→ PHP4徹底攻略改訂版のPDFファイルについて)。 さっそくダウンロード。

MIT がコースウェアを無償で Web で公開する (→ BBS NEWS: Learn for free online)。

Peter Norvig について調べていたら,彼のサイトで最も人気のあるコンテンツが Gettysburg Powerpoint Presentation であることがわかった。 彼の Teach Yourself Programming in Ten Years という評論には 日本語訳 もあった。

P=NP?問題 を解決したという日本人の が出ている(Thanks: すのものさん)。

2002-09-22(日)

注文した本:

教えていただいたお薦めページ: 松阪の 寺子屋かめい の亀井さんがNPOとボランティアの誤解を論じた 日本人の勘違い 1-2

2002-09-21(土)

日刊工業新聞のシリーズ 実例にみる知的財産権問題 が公開されていた。

知り合いの ぴるみる さんが ピルを飲んでみる を公開された。 すごすぎる!

2002-09-20(金)

会議が二つ。

Electrodes trigger out-of-body experience

JPEG特許問題 に付け加える。

日経バイト 10月号の特集2「IEとスクリプトの“危険な関係”」,参考になった。

Visitor Checker 2 Applet,ページを見た人のパソコンの情報をメールで送るというとんでもない Java Applet だそうである。

インターネット協会 (旧 電子ネットワーク協議会ニューメディア開発協会SFS というフィルタリングソフトを推す人がいて,私もメーリングリストに入ったが, 評判が良くないsquidGuard を使うべきであろう。

2002-09-19(木)

続・HDD 不良

クラッシュした IBM Deskstar 75GXP DTLA-307045 (7200rpm 45GB) だが,益山さんから,故障率が高く訴訟が起こっている(75GXP class-action suit filed)と教えていただいた。 また,ROM男さんから ファームウェアのアップデート ができることを教えていただいた。

新しく入れた HDD も IBM の IC35L080AVVA07-0 というもので,安かったので2本買っておいたものだ。

県庁で会議

さすが県庁。 今日くらいの暑さならノー冷房。 もちろんノーネクタイ。 席を立つときは自分の上の蛍光灯をきめ細かに消す。

続・Apache + mod_ssl ワーム

昨日見たのは access_log だった。 error_log にはもっとたくさん記録があった:

[Thu Sep 19 17:54:59 2002] [error] mod_ssl: SSL handshake failed (server secure.matsusaka-u.ac.jp:443, client 64.76.159.46) (OpenSSL library error follows)
[Thu Sep 19 17:54:59 2002] [error] OpenSSL: error:1406B458:SSL routines:GET_CLIENT_MASTER_KEY:key arg too long

その他

IE6 SP1,J2SDK 1.4.1 FCS をダウンロード(FCS は First Customer Ship のはずだが何と訳すのだろう)。

到着した雑多な本:

2002-09-18(水)

会議,来客,会議の合間に,自宅から持っていった 80G の HDD を付けて,クラッシュしかけの HDD からデータを吸い出す。 読めなくなっているところが昨日よりさらに増えている。 完全な修復にはさらに作業が必要だが,今日はその時間がない。 データは冗長に保存してあるので復旧は問題ない。

事務局でも HDD がクラッシュしたところがあり,買いに走っている人がいた。

2002-09-17(火)

HDD 不良

久しぶりに大学に行って研究室の Linux マシンでメールを読もうとすると,HDD が Seek! Seek! Seek! と音を立てる。 もう読めない部分があるようだ。 IBM-DTLA-307045 というもので,最近あちこちで壊れている富士通のものではない。

文字化け!

松阪大学 のページが文字化けするという騒ぎ。 確かに「Google サイト内検索」を入れた関係で文字コードを Shift JIS に変え,スタイルシートも多少手を加えたけれども,IE6,NN4,Mozilla で十分確認したはず。 化けているものを見せていただいたが,通常の IE6。 文字コードの問題ではなさそうだ。 スタイルシートの

body { font-family: sans-serif }

を消したら直った。 これは NN/Mozilla 系で本文をゴシック体にするトリックのはずだったが,駄目か。 それにしても情報処理教育センターの IE6 では何ともない。

念のため,このページで読み込んでいる style.css の sans-serif を指定している行もコメントアウト。 やれやれ。 午後の延々と続く会議が終わって帰宅。 あれ,すのもの氏から,このページの色がなくなってしまったというご報告。 NN4 で確認すると,確かに H2 の背景色がなくなっている。 style.css をよく見ると,問題の行を消したのではなく // でコメントアウトしている。 /* ... */ でコメントアウトすれば正常になった。 それも心配なので本当に消しておいた。

Apache + mod_ssl ワーム

OpenSSL の脆弱性を利用して P2Pの攻撃ネットワークを作るLinuxワーム が広まっている。 うちの SSL 対応 Web サーバにも攻撃がすでにあった。

150.216.7.19 - - [11/Sep/2002:14:52:19 +0900] "GET /mod_ssl:error:HTTP-request HTTP/1.0" 400 559
150.216.7.19 - - [11/Sep/2002:14:52:19 +0900] "GET /mod_ssl:error:HTTP-request HTTP/1.0" 400 559

攻撃元は 150.216.7.19 (eprint.ecu.edu) のようだ。

VMware 3.2

VMware 3.2 が出ていたのでダウンロード。

2002-09-16(月)

プレプリントサーバ

今月号の Crypto-Gram で AES の弱点が扱われているが,問題のプレプリント群は Cryptology ePrint Archive というところにあるようだ。 物理で始まった電子プレプリントサーバ arXiv.org e-Print archive (日本のミラー) の cryptology 版か。

Google で "e-print archive" を検索してみると,arXiv.org e-Print archive とそのミラー以外では次のものが上位20までに含まれていた。

CoRR は ACM と Los Alamos e-Print archive (現 arXiv.org e-Print archive) と NCSTRL (Networked Computer Science Technical Reference Library) が共同でやっている。

Mozilla で REFERER 漏洩

Privacy Leak in Mozilla and Mozilla-Based Browsers (Slashdot) によれば Bugzilla Bug 145579: Website can see url of page visited after it (document referer used when loading images with javascript is incorrect while loading a new page) だそうだ。 Mozilla Referer Privacy Leak Demonstration にエクスプロイトの例と防ぎ方が示されている。 ~/.mozilla/default/ほげほげ.slt/user.js に次のように書き込めばよい。

user_pref("capability.policy.default.Window.onunload", "noAccess");

2002-09-15(日)

雑多な本がまとめて4冊届いた(消耗品で落とすため4000円未満のものばかり)。

ニールセンの ウェブ・ユーザビリティ も欲しくなった。

2002-09-14(土)

PHP による Web プログラミング のページのほとんどを,PHP 4.2.0 以降(register_globals = off)に対応するように書き直す。

SuSE の HowTos and FAQs on special problems, 特に Security-specific Programming Errors はたいへん勉強になる。

2002-09-13(金)

このページと Yahoo! BB がやってきた とで同じ CSS を使っているのに IE6 では H2 要素の文字の大きさが違うと指摘された。 よく見ると,このページは

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"
                      "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">

Yahoo! BB についてのページは

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">

で始まっていた。 前者(strict)では H2 要素の字は CSS で指定した h2 { font-size: medium; ... } が反映されており,後者(transitional)ではこれが反映されていないのか。 とりあえず

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">

で統一する。 スタイルシート類も少し調整する。

2001-02-04 に,Ginger についての情報を Amazon に頼んだと書いたが,今日,次のようなメールが来た:

We've recently learned from our supplier that the item you requested to be notified about, Segway Human Transporter (also known as "Ginger" or "IT"), will not be available in the foreseeable future.

しばらくして訂正が来た。 先のメールは間違って出されたもので,2003年には商品化されるとのこと。 いずれにしても怪しげ。

不良HDDが多く出回っている。 うちの大学でも被害がいくつかあった。 富士通 / NEC / IBM

TeX関係の環境変数をクリップボードにコピーするJavaScript(WSH) を教えていただいた。

少し WSH について勉強するために Sams Teach Yourself Windows Script Host in 21 DaysSams Teach Yourself Windows Script Host in 21 Days を注文。

日本のくらっくサイト情報 さんが自宅サーバに移動されたようだ。 うちもやりたいなぁ。 電気代は約20円/kWhだから……。

某所から某資料をわざわざ自宅まで持ってきていただく。 仕事しろってこと。

2002-09-12(木)

Yahoo! BB からやっと電話(詳細)。

昨日のウイルス騒動で,メーリングリストには添付ファイルを削除する機能が欲しいという話になり, oml の第2版を作った。

TeX関係の環境変数を見るJavaScript(WSH) を作ってみた。 逆に環境変数をセットすることもできるようだ。 ちょっと恐ろしい。

2002-09-11(水)

忌まわしい事件から1年たった。

9月8日 に JavaScriptでスタイルシートを取り替える実験をしたが, W3C HTML Validation Service で調べたところ,noscript の中に link を書くのは規則違反のようだ。 さらに,script の中には document.write('</p>'); のような閉じタグがあると script が閉じてしまいエラーになる。 最初これは Validator のバグかと思ったが, Writing HTML in a SCRIPT Element という FAQ 項目が用意されていて,'<\/p>' のようにエスケープするべきだと書かれていた。 同ページには URL 中の &&amp; と書くのが正しいことも指摘されている。 これらに即して,問題となるページを書き換えた。

どのページにも「リンクはご自由に」と自動で入るようにしている。 もともと リンクなど自由 だが,いちいちリンク許可をくださいというメールに答えるのが面倒だから。 ところが,今日おもしろいメールをいただいた。 「リンクしたいのでそちらのサーバ名とパスワードを教えてくれ」というものだ ([2002-09-12追記] リンクという意味がわからなかったので申し訳ないというお詫びが来た)。

私のやっているメーリングリストの一つにウイルスが2匹流れた。 WORM_KLEZ.H で,一つには BOOTLOG.TXT,もう一つには明らかにある人が書かれた Word の文書が付いていたので,出所は明確であった。

2002-09-10(火)

朝から VMware を起動するなり Linux が固まってしまった。 Vine 2.5 にしてから初めてだ。 ジャーナリングファイルシステム(ext3,ReiserFS)なのでリセットを押すだけ。

せっかく CD-R があるからホームディレクトリをバックアップしておこう。

okuhome:~$ du -s .
6167186 .
okuhome:~$ du -s public_html/
245909  public_html

全部はとても無理そう。 public_html だけにしよう。 ここ に書いたようにしたところ,222363648 バイトの iso ファイルができた。 これを Windows に持っていって CD-R に焼いた。 ついでに ~/Mail フォルダの中も3枚に分けて焼いた。

9月7日 に注文した MO/PC カードコンボドライブが届いた。 さっそく Windows につないで,いただいた MO を読む。 試しに Vine Linux 2.5 につないだところ,MO は標準の murasaki で認識した(/dev/sdb,FUJITSU MCG3064AP)。

2002-09-09(月)

スタイルシートのハックはどうやらうまくいっていないようだ。 やったことは

body { background: white; margin-left: 150px; line-height: 1.3 }
.flushleft { margin-left: -150px; float: left }

のようにして,左上に <img class="flushleft" ...> で図を入れたのだが,Mozilla ではうまくいったものの,IE6 では左 150px の領域に入った図がまったく表示されず,NN4 では最初は図が左から 150px のところにフロートで入り,リサイズすると左端に移動するが,その瞬間に頭の「2002年9月」の「月」だけ文字化けする。

結局,次のようにしてマージンを天地左右に5%とり,行送りを 1.5 にした。 段落の頭は1文字空ける。

body { background: white; margin: 5%; line-height: 1.5 }
p { text-indent: 1em }
p.noindent { text-indent: 0em }

ADSL がらみで,NTT西日本直線距離測定ツール で収容局からの直線距離を調べたところ,「約 2.3 kmです」と出た。

JPNIC から当初5月7日リリース予定だった 新IPレジストリシステム開発中止のお知らせ。 「動かないコンピュータ」ネタ。

ファンレスコンピュータへの夢はまだ消えない。 BONA ComputechからATX電源をACアダプタに変更可能なキットが発売 (ASCII24) はどうだろうか。

The Abdus Salam International Centre for Theoretical Physics (ICTP) のページに Postcards [New] という項目がある。 研究所やその周辺の写真を使った電子絵葉書を送るシステムである。 某学会の人がこれを発見して知らせてくれた。 大学でも宣伝にこういったものを使えないだろうか――と思ってさっそく 電子絵葉書 を作ってみた。

2002-09-08(日)

/.J の RealOne for Linux を見てインストールしてみる。

スタイルシートの実験。 今度は JavaScript を援用して,document.getElementById() が定義されていれば IE5+/NN6+ なので style2.css,そうでなければ style1.css を読むようにした。 今のところ両者の違いは line-height で,NN4 はこれを指定するとバグる。

2002-09-07(土)

640MB MO を受け取ってしまった。 大学のセンターに行けば読めるが,平日昼間以外は下手に入ろうとすると警備会社のベルが鳴る。 自力で環境整備するしかないので,USB 1.1/2.0 接続の MO/PC カードコンボドライブ DATA STATION II(MODS-U640) を注文してしまう。 パソコンとつながなくても PC カードから MO にファイルをコピーできるのが特徴。

9月4日に ProFTPD 1.2.6 が出た。 9月6日に PHP 4.2.3 が出た。 まだ対応できていない。

スタイルシートをちょっとだけ変えてみた。 左が少し空いているはずである。 Web Site Design Vol.5 に書いてあった原則「左を揃える,左マージンをとる」に従って <h1> を中央揃えから左揃えにし,なおかつ左マージンを少しとってグラフィックを挿入してみた。 もうちょっと考えて,もっと大胆に左マージンをとるか,あるいは元に戻すか。

Yahoo! BB から 無料体験キャンペーン のキットが送られてきた。 これについては 別ページ に書くことにする。

JIS X 4051 改正素案「日本語文書の組版方法」公開レビュー が出ていたので暇なとき読もうと思って 2up で印刷する。

2002-09-06(金)

会議と,学生のサポート。

また携帯について調べている。 DDIポケット の標準コース2,295円(年間契約割引適用時)+ オプションエッジeメール放題 (月額700円)で,9月10日発売予定の KX-HV210 (ここも) を使うという案を考えている。

X Windowのマウスカーソルを大きくする方法について聞いている人がいた。 うちでは2倍にしているのでとても見やすい。 X11-big-cursor MINIHOWTO を見て作業したと思う。

2002-09-05(木)

伊藤穰一 氏(株式会社ネオテニー 代表取締役社長)が 住民基本台帳ネットワークシステム調査委員会 メンバーになり,審議内容を Joi Ito's Web で blog するという: Also, I got approval to blog freely. ;-) So here I am... (Japanese National ID)。

2002-09-04(水)

Amazon から届いた本:

最初のものは,本田知亮さん,吉永徹美さんがページ・エンタープライゼズ(旧プレイン)におられたころ書かれた本である。 マクロやスタイルファイル(クラスファイル)をいじろうとする人にとって新しい必読書となるであろう。

Slashdot で文献を挙げて携帯電話の危険性を論じている人がいた(Stupid Cell Phone Users)。

日経バイトの2002年9月号でも「電磁波影響の研究」という特集を組んでいた。 p.79に100k〜3GHzでの電界強度と距離の関係のグラフがある。 0cmでの電界が無線LANやPDC(P504i)で10V/m程度なのに,CDMA2000 1x(KDDI A1011ST)では1V/m以下である。 PHSは2V/m程度。 最大出力は,PDCが800mW,W-CDMAは250mW,cdmaOne/CDMA2000 1xは200mW,PHSは80mWということなので不思議。 ただ,PDCは800mWを時分割して通常3人で共有するので実際はこの1/3の電力だそうだ。 CDMA系も類似の理由があるのかもしれない。

この夏は,携帯電話は怖いのでPHSを買おうと思ってカタログを集めたが,機種やサービスを絞り込めず,挫折している。

2002-09-03(火)

Peer-Reviewed Research Over The Web (Slashdot) が San Francisco Chronicle の Research rebel gets word out / Biochemist rallies colleagues to publish results on the Web -- not in high-priced journals という記事を介して Patrick O. Brown のプロジェクト Public Library of Science を紹介していた。

Peer-reviewed か,あるいは Paul Ginsparg の始めた物理学プレプリントサーバ arXiv.org e-Print archive のように open か,という問題に対して,Pat Brown は「両方」と答えたわけである。

San Francisco Chronicle の ``At a time when patents and venture capital are turning universities into corporate spawning grounds, the 47-year-old Brown is a throwback to the days when prestige was the main payoff for invention and scientists raced to make knowledge public.'' という表現が的を射ている。

分野(医学・生命科学)は違うが Public Library of Science の署名はしておいた。

2002-09-01(日)

LaTeX2e [マクロ&クラス]プログラミング基礎解説 など3点を Amazon に注文。

Yahoo! BB から「無料の接続キットをお送りします ので住所確認……」といった感じの電話があった。 最初は「お送りしてよろしいですか」ではなく「お送りします」といったニュアンスだったので,押し付けがましく感じて「いりません」と言ったが,電話の主の女性がけっこう感じがよかった ^^; ためか,そのうち「う〜ん」になって,最後には「よろしくお願いします」になってしまった。 2ヶ月間無料で使えるようなので,来たら実験してみたい。

Michael Buro の Publications の中の How Machines have Learned to Play Othello には実は Playing with AI という特集全体が収められていて一般向けの記事としてたいへんよい。 1997年の村上健 vs. Logistello の写真も載っている。

Jonathan Schaeffer の Publications -- Artificial Intelligence -- 2000 とたどったところにある The Games Computers (and People) Play はもうちょっと本格的なレビューである。 印刷に psnup -2 を使うと余白が空きすぎるので,次のようにしてみた。

pstops '2:0L@.9(22.5cm,-1cm)+1L@.9(22.5cm,12cm)' advance.ps >x.ps

[目次]

松阪大学 奥村晴彦 okumura@matsusaka-u.ac.jp

Last modified: 2002-09-30 22:33:23