Re: リコーの「ソフトウェアに関する契約条項」(Re: 日本語ttfの半角部分の一利用法)

名前: uchiyama
日時: 2005-09-12 13:39:04
IPアドレス: 131.113.64.*

>>37990 Type42は,dvipsでサポートされていないはずです. PostScriptのプリンタドライバなどが,ページを記述するPostScriptコードに, TrueTypeフォントをtype42形式で埋め込む場合,type 42に変換済みのフォントの ファイルを使うわけではありません.陽にtype 42形式のフォントのファイルはでてきません. フォントの変換がライセンス的に許されるものであれば,2byte コードのフォントなら naked CIDに変換するのが(互換)PostScript RIPに対しては,最も親和性が高いはずです. 1byteフォントなら,type 1です. Distillerに,TrueTypeフォントを扱わせる場合,基本的には,TrueTypeフォントのPostScript nameを使ってPostScriptコードを生成し,OSが認識するフォントをDistillerに埋め込ませれば よいのです.が,実際に試すと,そのPostScript nameでは,Distillerがフォントを見つけられない ケースもあります(PostScript nameにスペースが含まれていると言う,設計がダメなものも ありますし,なぜ処理できないのかわからないものもあります). フォントメーカが,フォントのライセンスに関して慎重なのは,字母は貴重な財産, 開発には莫大な費用と時間がかかる,過去の事件,タイプフェースと著作権など, 複雑な事情がからみあっているからでしょう.開発が大変なのは,フリーな和文フォントで 商業印刷に耐えられる品質のものが存在しないことをみても明からでしょう.

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