「変種ウムラウト」出力用マクロの作成について

名前: 永田善久
日時: 2001-06-08 14:27:42
IPアドレス: 133.100.243.*

TeXnician の皆様、宜しければ、マクロ記述に関して、是非お力を貸して 戴けませんでしょうか。(全く急いではおりません) # このような質問がこの「掲示板」に相応しいものかどうか、 # ちょっと心配ですが・・・ 実現したいこと: 「ラテンアルファベットの a, o, u, A, O, U といった字母の上に小さな e を 出力し、さらにこれが、LaTeX の一般的コマンドである \large, \Large, \textit{...}, \textsl{...} 等とも連動して機能すること」 理由: 1350--1650年頃に使われていた「初期新高ドイツ語」と呼ばれるちょっと 古いドイツ語の表記においては、現代ドイツ語の「変音(ウムラウト)」 記号が母音の上に打たれる「2個の点々」で表されるのとは異なって、小さな e を母音の上に添えるようになっており、この表記法が TeX により簡便に 実現できれば、「初期新高ドイツ語」テクストを正確に扱いたいと考える人達 にとっても朗報になると思われるため。なお、ラテンアルファベットではなく 「ドイツ語旧字体」のレヴェルでは、oldgerm や yfonts といったパッケージ によって、この機能は既に実現されている(ただし、旧字体ではそもそもイタ リック体を欠いているので \textit{...} 等は除く)。 一応、自助努力ということで、奥村先生の『[改訂版]美文書』本 85 ページに ある「ルビ」のマクロ例に倣って、以下のようなモノを書いてみましたが、 \large, \textit{...} 等との連動までは、私のレヴェルではとても実現できま せん。お力添えを戴けると、嬉しく思います。 \documentclass[a4paper]{article} \newcommand{\uml}[1]{% \setbox0=\hbox{#1}\vbox{\hbox to \wd0{% \tiny \hfil{e}\hfil}% \nointerlineskip\vskip.15ex \hbox{\hfil#1\hfil}}} \begin{document} K\uml{a}fer, K\uml{o}nig, \uml{u}ber, \uml{A}rger, \uml{O}de, \uml{U}bung \end{document} P.S. \large, \Large, \textit{...}, \textsl{...} 等とも連動させるということが どれほど難しい(あるいは面倒くさい)ことであるのか、私には想像もつきません。 私の「お願い」が、万一「無茶な要求」ということでしたら、「そいつはちょっと (あるいはただでは)無理だよ」とおっしゃってくださるだけでも有難いです。

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