iBook

はじめに

2004年2月11日,Mac OS X 10.3搭載の12" iBookが届いた。

PowerBookと比べて,筐体がプラスチックで安っぽい。 内蔵スピーカーの音も悪く,音を聞くには外付けスピーカーが必須。

お仕着せの設定が終わったら,Software Updateが起動し,更新が終わればいったん再起動。

次はDeveloper Tools。 アプリケーションのInstallersのDeveloper Toolsの中のDeveloper.mpkgをダブルクリックすればいい。 最後にMac OS X Install Disk 3を挿入してInstallCD3.mpkgをダブルクリックするとX11が入る。

この段階で, [改訂第3版]LaTeX2e美文書作成入門 のCD-ROMがうまくインストールできるか確かめる。 このあたりのことは Mac OS X へのインストール のページにまとめておいた。

OS付属のEmacsは日本語がまともに使えないので,Carbon Emacsに頼ることになる。 ただし,フォントの問題があるので,最近はターミナル内で使っている。

マニュアルにあるように,1週間以内にフル充電してからフル放電する。

Mac OS X(のデフォルトファイルシステム)は大文字・小文字を区別しないので要注意。 Makefileとmakefileが同居できない。 区別できるようにフォーマットすることは可能らしい。

ターミナルの設定

Finderで「アプリケーション」→「ユーティリティ」を開き,「ターミナル」アイコンをDockにドラッグ&ドロップ。

Dockのターミナルをクリックすると,ターミナルが立ち上がる。 「ターミナル」→「ウインドウ設定...」で「ターミナルインスペクタ」を出す。

シェル
「シェルが終了した場合のみ閉じる」に設定
プロセス
「以下を除くプロセスが実行中の場合」に設定
エミュレーション
「非ASCII文字をエスケープする」をオフにする
ディスプレイ
「フォント設定...」でOsakaレギュラー-等幅の21ポイントに設定,「この設定をデフォルトフォントとして保存」をクリック。 フォント窓を閉じ,「ディスプレイ」に戻り,「アンチエイリアス処理を行う」「日本語や中国語などにワイドグリフを使用する」「ワイドグリフは2桁とカウントする」をすべてオン。 「文字セットエンコーディング」を「日本語(EUC)」にしておく。
カラー
カーソルの色を橙色にしてみる。
キーボード
メタキーとして option キーを使用する。

「設定をデフォルトとして使用」をクリックし,ターミナルインスペクタを閉じる。

Emacs

MacEmacs JP Project 参照。


奥村晴彦

Last modified: 2004-03-15 17:09:58