Linux のユーザ管理

工事中

まずはスーパーユーザになって pwconv コマンドを実行します。 これによりパスワードファイルがシャドウ化されます。

学校などで大量のユーザを登録するには, あらかじめ

ユーザ名:パスワード:ユーザID:グループID:本名:ホームディレクトリ:ログインシェル
という形式でファイルを作っておきます。 たとえば次のようにします。
a99001:abcd5678:10001:100:Sazae Isono:/home/a99001:/bin/bash
a99002:pqrs8765:10002:100:Namihei Isono:/home/a99002:/bin/bash

要するに /etc/passwd と同じ形式ですが, 2番目のフィールドには暗号化しないパスワードをそのまま書いておきます。 なお,3番目のフィールドはユーザID(uid)で, 一般ユーザは100〜32767の範囲にするのが安全です。 4番目のフィールドはグループID(gid)で, /etc/group にある番号を書いておきます。

そして,スーパーユーザになって newusers コマンドの引数にこのファイル名を与えて実行します。

newusers filename

すると,/etc/passwd/etc/shadow/etc/group が更新され,ホームディレクトリが作成されます。 /etc/group については該当グループにユーザ名が追加されますが, 必要なければエディタで消しておきます。

ユーザを消すのは userdel コマンドです。 たとえば a99001 というアカウントを消すには次のようにします。

userdel -r a99001

このように -r オプションを与えた場合はホームディレクトリも消えます。


Linuxパスワード変更CGI も参考にしてください。


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松阪大学 奥村晴彦 okumura@matsusaka-u.ac.jp
Last modified: Thu Apr 20 15:46:15 JST 2000