東芝 Satellite 2510 に Linux を入れてみました。
とりあえず Unix Users 1999年4月号付録 CD-ROM の Vine Linux ベータ版を使いました。具体的な手順は CD-ROM の INSTALL.TXT に詳しく載っています。
Windows を終了して MS-DOS モードで再起動し,CD-ROM に入っている fips.exe を使って約4GBの HDD を約半分ずつに分けました。また,mkboot を使って Linux ブートディスクを作りました。このブートディスクで起動し, インストーラの指示にしたがって進めていきます。インストーラから Disk Druid または fdisk でパーティションの設定をするようになっていますが,Disk Druid はかえって不自由そうだったので慣れた fdisk を使い,Windows(hda1)以外の部分をさらに3分割し,hda2 を /,hda3 を /home,hda4(128MB)をスワップにしました(スワップは 64MB でも十分)。 hda2 と hda3 はほぼ同じ容量にしました。 本来は / パーティションは最小限にして /var や /usr と分けた方が対障害性が良くなるのですが,手を抜きました。 インストーラでのネットワークカード(私のは Megahertz XJEM3336)の設定はスキップ,X Window の設定も一応やってみましたがうまくいかなかったのでスキップし, とりあえず起動することを確認しました。ネットワークカードは pcmcia ドライバが自動で認識してくれましたし,X Window は XF86Setup で試行錯誤しているうちに設定できました。
これは一例です。
Netscape を起動したら 800x600 窓では「同意する」 ボタンが押せなくて困りました。 方法はあるのでしょうけれど, とりあえずルートウィンドウを右クリックして出てくるメニューから「終了」 を選び,その中の fvwm2 を起動を選びました。 これで思い切り左下にマウスを動かすとボタンが見えます。
★ Alt を押しながらドラッグすればどこをつかんでも移動できるそうです。
右側に並んだボタンの一つ WPrefs でいろいろ設定を変えました。 特にフォーカスのかけ方は変えた方が便利です。
Linux より Windows 98 のほうがはまりました。 ネットワークカード Megahertz XJEM3336(厳密には日本向けモデル XJEM3336J)が, 認識されてちゃんと働いているように見えるのですが, 実際には正しく動作しないのです。これは Toshiba Services and Support にも書かれている東芝のノートパソコンだけの問題で, 3Com から MINIPORT.EXE というドライバをもらってきてインストールし直すことにより解決しました。
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松阪大学 奥村晴彦 okumura@matsusaka-u.ac.jp
Last modified: Mon Jul 19 17:45:23 1999