松阪大学と Linux

以下は単なる内輪話と雑談です。


松阪大学情報処理教育センターでは, 1994年に50台のパソコンを286マシンから486マシンに更新し, Windows 3.1 と Linux をインストールし, どちらででも起動できるようにしました。 しかしその後, Windows 3.1 は Windows 95 に置き換わり, アプリケーションソフトも次第に肥大し, ディスク領域が不足してきたので, 利用頻度の低い Linux 領域は, いつの間にか Windows 領域に化けてしまいました。

ちなみに, その後も Windows のアプリケーションはますます肥大し, 486マシンは亀のように遅く感じられるようになってきました。 1997年夏に更新した60台のPentiumマシンを使った人は, もう二度と古い486マシンを使おうとはしないのではないでしょうか。 特に Office 97 や Netscape Communicator 4.0x はほとんど使いものになりません。 世の中はさらに Windows 98 に向けて動き出しています。 Windows 98 そのものは Windows 95 とほとんど変わらないようですが, アプリケーションの肥大は今後も続くことでしょう。 Linux なら486マシンでもほぼ十分な速さで動くでしょうが, Linux 専用機にしてしまうのは無理でしょうね,やっぱり。


松阪大学には Sun の UNIX ワークステーションが何台もあります。 UNIX ですので,大勢で使ってもたいへん軽いのですが, CPU を使う仕事をさせてみると, じつは486マシンほどの性能しかないことがわかります。 それなのに,高い!

これらの UNIX ワークステーションはそろそろへたってきています。 そこで,1998年度の予算で2台の Pentium II 400M (96M memory) を入れ,Linux をインストールして実際にサーバとして稼働させています。

また, 三重県大学間マルチメディア教育実験プロジェクト でもサーバが何台か必要ですが, 予算も限られているので, Linux を使うつもりでいます。


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松阪大学 奥村晴彦 okumura@matsusaka-u.ac.jp

Last modified: Thu Sep 10 10:50:18 1998