MATLAB

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サイバネットシステムMATLABホームページ で調べて注文。

インストール

MathWorks からメールが届くので,MATLAB Access でユーザ登録。 これでライセンスがメールで送られてくるのかと思ったら,ちっとも来ないので,上記のページからライセンス取得。

# BEGIN------cut here------CUT HERE-----BEGIN
# MATLAB license passcode file for use with FLEXlm.
# LicenseNo: ほげほげ   HostID: ID=ほげほげ
(以下略)
# END------cut here------CUT HERE-----END

1枚目の CD-ROM をマウント(/mnt/cdrom だとする)。

たとえば /usr/local/matlab にインストールしたいとする。 このディレクトリを作り,その中に license.dat というファイルを作り,そこにライセンス情報をペースト。

そのディレクトリで /mnt/cdrom/install と打ち込む(root 権限で)。 あとは質問に答えるだけ。

続いて2枚目の CD-ROM(ドキュメント)についても同様にする。

/usr/local/matlab 以下だけでなく /etc にも二つシンボリックリンクができる:

lmboot_TMW12 -> /usr/local/matlab/etc/lmboot
lmdown_TMW12 -> /usr/local/matlab/etc/lmdown

最初に作った /usr/local/matlab/license.dat は多少書き加えられて /usr/local/matlab/etc/license.dat に移動するので,確認する。

/usr/local/matlab/etc/MLM.opt も確認。

INCLUDE MATLAB USER root
となっていたら,実際に使うユーザ名に直す:
INCLUDE MATLAB USER okumura

一般ユーザ権限で /usr/local/matlab/etc/lmstart と打ち込む。 root では叱られる。 これで License Manager が立ち上がる。

License Manager をシステム起動時に自動起動するには,たとえば /etc/rc.d/rc.local に次のように書く。

if [ -f /etc/lmboot_TMW12 ]; then
    /etc/lmboot_TMW12 -u okumura && echo 'MATLAB_lmgrd'
fi

あるいは Red Hat 系なら次のようにしてもよい。

cp /usr/local/matlab/etc/rc.lm.glnx86 /etc/rc.d/init.d/flexlm
# /etc/rc.d/init.d/flexlm の username の部分を適当な一般ユーザ名に書き直す
/sbin/chkconfig --add flexlm

必要に応じて,日本語ドキュメント CD-ROM から日本語ドキュメントをインストール。

起動

XMODIFIERS=@im=none /usr/local/matlab/bin/matlab &
あるいは
XMODIFIERS=@im=none nohup /usr/local/matlab/bin/matlab &

上のように IM を切っておかないと,間違えて日本語入力オンするとハングする。

Emacs で MATLAB の *.m ファイルを編集するには,デフォルトでは Objective C モードになってしまうので, matlab.el を入手し,.emacs に次のように書いておく。

(autoload 'matlab-mode "matlab" "Enter Matlab mode." t)
(setq auto-mode-alist (cons '("\\.m\\'" . matlab-mode) auto-mode-alist))
(autoload 'matlab-shell "matlab" "Interactive Matlab mode." t)

その他

LaTeX に図を入れるには -deps2 か -depsc2 でプリント。


松阪大学 奥村晴彦 okumura@matsusaka-u.ac.jp
Last modified: Thu Jun 27 09:38:51 JST 2002